6月24日(土)13時より、大阪市北区堂島の中央電気倶楽部において、立命館大学技術士会第8回総会が開催され、45名が参加した。
総会は、西村敏幹事('79理工)の司会により開会となった。はじめに大森秀高会長('75理工)より「昨年は、九州での地震や北海道での水害などがあり、多くの自然災害が日本を襲っている。社会資本も更新が必要となっており、これを継続的に担う技術者が少なくなっている。技術士の役割は益々重要であり、今後とも後輩に対する技術士受験支援などを継続し、更にこの会が発展するよう、皆様のご支援・ご協力をお願いした」との挨拶があった。続いて、立命館大学研究部担当部長の田中より、未来人財育成基金支援への御礼、学園の近況について報告があった。
その後、大森会長が議長となり議事に入り、糸田川廣志幹事長('72理工)より前年度事業報告、決算報告、監査報告、そして今年度の事業計画、予算案、役員人事が報告・提案され、全ての議案について、承認された。当面の重要課題としては会員の拡大があり、会員200名以上を目標に更なる基盤構築を図ることが確認された。
引き続いて、平成28年度技術士合格者の紹介、新任幹事の紹介があり、土屋光弘副会長(’83理工)の閉会の挨拶で総会を終了した。
総会後の講演会は、お二人の講師が登壇。まず、四宮章夫弁護士(コスモス法律事務所)が「元気で長生きできる会社とは」とのテーマでご講演、続いて立命館大学理工学部の建山和由教授が「建設技術の新たなステージ i-Construction」のテーマで講演された。2講演ともに非常に理解しやすく、興味深い講演に講演後の質疑も熱心に行われた。
その後、3階の食堂に会場を移し懇親会が行われ、はじめに奥村一顧問(‘49専校)による乾杯の発声で開宴した。若手から先輩までテーブルを越えて和気藹々と交流が行われ、宴もたけなわとなったところで、恒例により参加者中最も若手の人羅真一氏(‘04理工)によるリードで校歌を全員で斉唱し、お開きとなった。