10月3日(土)16時から、京都タワーホテル「八閣の間」において、立命館大学建設会京都支部が第20回目となる総会を開催した。同支部は理工学部がBKCに拡充移転した1994年以降、理工学部発祥の地京都の支部として創設され、以来隔年で総会を開催してきた。20回目の記念すべき今次総会には101名の会員が集った。
第1部の総会は、成松慶太郎事務局長(77年理工)が司会進行し、はじめに山﨑糸治支部長(75年理工)が開会の辞を述べた。挨拶の中で山﨑支部長は、BKC20周年記念募金への協力御礼と併せて、この間の自然災害発生に言及し、「長く公共事業に携わってきた身として胸が痛む思いでいっぱいである。再発防止に向けた基盤整備には産官学一体となって取り組むことが重要となる」と述べ、さらに組織強化の観点から「若い世代の会員には公私を越えたネットワークを構築し、仕事に人生に生かしていって欲しい。そのような意味から今回の役員改選ではBKC世代の幹事を6名に増強するとともに女性幹事も増加させたいと思っている。ご協力をお願いしたい」と呼びかけを行った。続いて石原敏彦監事(81年理工)を議長に、事業報告、決算報告、役員改選案等が審議され、いずれも拍手で承認された。そして新たに支部長に選出された村山稔氏(74年理工)が挨拶を行い、新支部長のもとで遂行される2年間にわたる事業計画案と予算案が審議され、ともに拍手で承認され議事は終了した。
第2部の懇親会は小出美次副支部長(81年理工)が司会進行。冒頭に村山新支部長が挨拶に立ち、「建設会とは共通の目的、思いをもった人々が集まるアソシエーションである。このアソシエーションの活性化を通じて社会の活性化に寄与していく。そのような思いをもって支部運営を行っていきたい」と抱負を述べた。次に来賓紹介が行われ、理工学部の深川良一教授、及川清昭教授、青柳憲昌講師が来賓および学系を代表して祝辞を述べ、本部事務局から参加した事務局長の大場が学園と校友会の近況報告を行った。祝電披露を挟んで乾杯となり、橋本祟弘幹事(59年理工)の発声により開宴となった。そして文字通り産官学の枠を超えた交流が和やかに展開された。宴もたけなわとなった頃、現役の応援団が登壇。エネルギッシュかつ勇壮豪快な演舞に合わせて、参加者全員で校歌と応援歌を斉唱し、藤井英雄副支部長(72年理工)の挨拶で中締めとなった。