2017年7月1日(土)15時よりホテルニューカリーナ(盛岡市)において『平成29年度立命館大学岩手県校友会総会』が開催された。学園代表の建山和由常務理事、校友会代表の小野守通副会長(’69営)、そして今回は来年開催される「オール立命館校友大会2018in仙台」のホスト校友会より東北海道校友会の菊池貞雄事務局長(’81産社)、青森県校友会の舩水副会長兼事務局長(’76文)、秋田県校友会佐々木享幹事長(’90法)、宮城県校友会の大沼久明会長(’62法)、同校友会の柏原晋事務局長(’70営)、福島県校友会の馬場幸蔵幹事長(’76産社)以上6名の他、東日本大震災復興支援特別委員会より今中智幸委員などの来賓を含む29名の校友及び学園・大学関係者が出席した。
総会は、酒井博忠事務局長(’75文)の進行のもと、大橋謙一副会長(’71産社)の挨拶で開会した。続いて菊池宏会長(’65文)の来賓紹介の後、来年開催する「オール立命館校友大会2018in仙台」に向けて岩手県、宮城県、福島県と分担し、全国校友会総会キャラバンを行い大会への参加促進PRを行うこと、また北海道・東北ブロック内での連携を深める為にも相互交流を実施することを報告し、「本日の懇親会ではそれぞれの県が抱えている問題や取り組み等について語らい、来年の校友大会成功に向けてしっかり取り組んでいきましょう」と挨拶が行われた。
その後学園を代表して建山常務理事が挨拶にたち、日頃の学園・学生への支援の感謝の辞を述べた後、震災直後から立命館大学として起ち上げた災害復興支援室の取り組み(ODENSE建設等)や、復興支援が大学の中でも学生の貴重な学びのフィールドであり息長く継続していく予定であること、また大船渡市との包括連携協定締結を挙げ、「岩手県とは今後も連携し、互いの発展に寄与していきたい」と述べられた。またOICの建設、衣笠キャンパスの平井嘉一郎図書館、BKCのスポーツ健康コモンズの完成、来春開設予定の食マネジメント学部等各キャンパスの最新の情報、ならびに学園のグローバル化に向けた取り組みなど立命館の近況を報告した。
次に校友会本部を代表して小野副会長が挨拶にたち、2012年度に新潟で開催された「オール立命館校友大会2012in新潟」を開催した際、参加目標人数を大きく上回った集客の術を紹介するとともに、「来年の「オール立命館校友大会2018in仙台」は開催地だけではなく、宮城県を囲む岩手県、福島県、山形県をはじめとした開催地以外の北海道・東北ブロック全員で力をあわせて参加目標人数を達成し成功に導いて欲しい」と述べられた。また未来人財育成基金については、「寄付は一過性のものだが基金は一過性のものではなく継続するものである為引き続きお願いしたい」と同基金への協力を呼びかけた。
続いて、「オール立命館校友大会2018in仙台」の開催地である宮城県校友会の大沼会長より、来年開催される校友大会成功に向けて校友のみならず、配偶者、子供など校友の関係者を巻き込みながら参加目標人数を達成することの抱負を述べられた。
その後、酒井事務局長の司会のもと菊池会長を議長として議事に入り、平成28年度活動報告及び収支決算、監査報告、平成29年度活動計画及び収支予算(案)が審議され、全議案すべて拍手をもって承認された。
総会議事終了後、東日本大震災復興支援特別委員会の今中委員より、校友会の復興支援事業の紹介、ならびに今年が最後となる東北応援ツアーについてPRが行われた後、大橋副会長の挨拶で閉会となった。その後参加者全員で写真撮影を行い、懇親会へと移行した。
引き続き酒井事務局長の司会進行で、多田和由顧問(’59文)の挨拶、高らかな乾杯の発声で懇親会がスタートした。各テーブルには北海道・東北、そして参加者にゆかりのある地域の美味しいスイーツが置かれ、銘々手に取っては美味しそうに頬張り、各所に歓談の輪が広がっていった。途中今回来賓として参加した東北海道、青森県、秋田県、宮城県、福島県の方々より「オール立命館校友大会2018in仙台」に向けた決意表明のスピーチが行われた。
会も終盤に近づいた頃じゃんけん大会が行われ、参加者全員にお菓子や文房具などの賞品が当選し、拍手と歓声が沸きあがった。
最後は、宮学氏(’85文)のリードのもと全員で応援歌を斉唱し、盛況のなか中締めとなり二次会へと続いた。
なお、校友会本部事務局からは校友・父母課舩尾課長補佐、松野課員が参加した。