7月2日(土)15時から盛岡市・ホテルニューカリーナにおいて、立命館大学岩手県校友会が総会を開催した(参加者26名)。
第一部の総会は、酒井博忠事務局長(75年文)の司会進行により、大橋謙一副会長(71年産社)が開会の辞を述べ、続いて菊池会長(65年文)が挨拶を行った。挨拶の中で菊池会長は、「8月27日に開催予定の沿岸部における校友会等、今後も多様な企画を開催していく。そして約250余名の校友が何らかの活動に参加できるような会活動を展開していきたい」と抱負を述べた。続いて来賓紹介が行われ、来賓を代表して先ず学校法人立命館の志磨慶子常務理事が挨拶に立ち、母校の近況として少子化の中約95,000名の志願者を獲得できた2016年度入試結果や、民間企業、公務員、教職等あらゆる分野が並行して実績が上がっている進路就職状況等を紹介した。そして参加した校友に向けて「皆さんのように卒業後Uターン就職をして地元で活躍していただくことで、そのエリアにおける立命館のブランド力が向上する。そしてそのことが新たな志願者を呼び、進学して成長した学生たちが卒業後にUターンして地元で活躍するという好循環が生まれている。本当にありがたいこと」と御礼を述べられた。さらに2016年度からスタートしたR2020後半期計画に触れ、総合心理学部の設置および食科学部の設置予定等、教学創造の進捗紹介、オーストラリア国立大学との共同学士課程設置等、スーパーグローバル大学創成支援事業の軸となる取組紹介、そしてキャンパス創造進捗紹介をされた後、今次後半期計画において災害復興支援室をさらに5年間継続して運営していくことを定め、直接関わる学生たちの成長も視野に置きながら、今後も東北の復興支援に寄り添っていくことを紹介された。次に校友会本部を代表して林幸雄副会長(73年産社)が挨拶に立ち、「人間のみが賞味期限を先延ばしすることができる。そのためには人と交流し、新しい知見を得たり、刺激を受けたりすることが重要である。まさに校友会こそ、そういう場ではないか」と積極的な交流を呼びかけた。そして未来人材育成基金への理解と協力を要請し、挨拶を終了。祝電披露を挟んで総会議事へと移行した。酒井事務局長による議事進行で役員体制案等の議案を審議。全て拍手で承認された。議事終了後、校友会本部事務局から参加した大場と松野がそれぞれ挨拶を行い、大橋副会長の閉会の辞で総会を終了した。
第二部の懇親会は、冒頭に鈴木亮氏(15年国関)、香名氏(16年国関)ご夫妻が紹介された。両氏は国際関係学部GS専攻1期生の同級生カップルで、今春留学のため亮氏より1年後となった香名氏の卒業を待って結婚。盛岡で新生活を開始した。昨年の総会時に「来年は妻となる女性を伴って参加します」と宣言した亮氏が約束通り香名氏とともに参加したことを受け、岩手県校友会から結婚のお祝いの意も込めて立命館グッズが二人にプレゼントされた。続いて多田和生顧問(59年文)の乾杯発声で開宴。懇親交流タイムとなった。和やかな交流の最中には、酒井事務局長のユーモアあふれる進行で立命館グッズが当たるじゃんけん大会が、賑やかに行われ、大いに盛り上がった。最後は参加者全員で記念撮影を行い、校歌を斉唱しお開きとなった。