2月13日(土)15時から奈良ロイヤルホテルにおいて、立命館大学奈良県校友会が新年懇親会を開催した。例年は役員のみによる会であったが、約9,000名にものぼる会員数を抱える同会の組織強化を目的として今年度からは参加対象を広げて呼びかけ、数多くの若手・女性校友を含む100名もの校友が県内各地から参加した。
会は土田次郎事務局長(63年文)が司会進行。はじめに齋藤剛常任幹事(57年法)のリードで校歌を斉唱し、続いて絈井憲会長(69年経済)が挨拶に立ち、1919年に母校の大学昇格に向け基金募集を目的として設立された立命館大学校友会が、3年後に100周年を迎えるに当たり、あらためて母校の発展を支える、後輩を育成するという原点に立ち返り、校友の結集を図っていきたい旨を訴えた。次に校友・父母課長の大場が、2016年度入試志願者状況等、母校の近況を報告。仲川げん奈良市長(1998年経済)が「株価が下落するなど不安定な社会情勢となっているが、ピンチの時こそ現場で汗をかいてがんばるのが立命魂。共にがんばろう」と力強く呼びかけを行い、猪奥美里奈良県会議員(06年院社会)が、「議員インターンシップで学んだ立命館の学生が、今春から奈良市役所の職員として働くこととなった。『立命館』のつながりがこのような形で広がっていくことは本当に嬉しいこと。また、校友同士の交流によって気持ちがリフレッシュされ、またがんばれる。大変ありがたいことだと思う」と祝辞を述べた。そして渡邉申孝名誉会長(58年経済)による乾杯発声で開宴となった。
懇親会では、アトラクションとして豪華松坂牛が当たるビンゴゲームが行われた。途中、機械の故障により「ご破算」となるハプニングもあったが、中尾浩治事務局広報(84年経済)の臨機応変な対応により、大盛況のまま進行された。最後は、参加者全員が輪になって応援歌を斉唱。平野哲夫副会長(64年法)の挨拶で中締めとなった。