11月18日(土)17時30分からソラリア西鉄ホテルにおいて、福岡県校友会が「オール立命館 福岡県校友のつどい」を開催した(参加者230名)。
冒頭に、村上健治校友会本部会長より「ゼロからの挑戦~若き校友に贈る」と題した講話があり、「人間万事塞翁が馬」に例える学生時代からの人生をどのように乗り越えてきたのか、立命館大学出身の社長としての思いや経験などについて重みと迫力あることばで多くの若手校友に語りかけた。
そして、会場が村上会長の講話にひきこまれた雰囲気のまま総会に移った。総会は、藤永前香氏(79年産社)が司会進行。開会は幹事の岩永礼美氏(2011産)の宣言で始まり、副会長の三上由佳氏(96年産社)のピアノ演奏に合わせて校歌を斉唱。物故者への黙祷の後、森下良吉会長(71年営)が挨拶を述べた。挨拶の中で森下会長は、今次校友の集いへの出席について御礼を述べるとともに、17年間会長を務め、福岡県校友会をけん引してきた清家邦敏前会長(61年経)をはじめとする先輩校友の方々の功績と近況を報告。全国校友会の100周年とともに福岡県校友会も70周年を迎えることを紹介し、会の益々の発展を呼びかけた。続いて総会議事に入り、事業報告・会計報告および事業計画・予算案が行われ、全て満場一致で承認された。監査報告は安楽美和氏(99法)が務め、副会長の松藤泰輔氏(79理工)の閉会の言葉で総会を終了した。
続いて来賓として学園関係者のほか、北九州校友会、広島県校友会、同志社大学、関西大学、関西学院大学の校友会支部、福岡大学附属大濠高等学校野球部監督で本学OBの八木啓伸氏が紹介された。来賓を代表して学校法人立命館前総長の川口清史顧問が登壇し、清家前会長と学園に対する励ましへの謝辞、改革の実情について報告された。続いて立命館アジア太平洋大学の金賛曾副学長よりAPUの近況が報告された。その後、森下福岡県校友会会長と村上校友会本部会長との間で賛助金の交付(校友会本部から福岡県校友会へ)と未来人財育成基金への寄付金の贈呈式(福岡県校友会から校友会本部へ)が行われた。
懇親会では、冒頭に森下会長より、福岡県校友会をけん引し、大学の理事、校友会副会長など多方面で貢献された清家会長について紹介があり、メッセージが読み上げられた。そして懇親会は、植松秀作さん(2009経営) 末永真子さん (2011文)の若い二人の乾杯の発声、福岡交響サクソフォン四重奏団による演奏により祝宴がスタートした。
懇親会の中では、柏原宮城県校友会事務局長より、東日本大震災の復興支援へのお礼、オール立命館校友大会2018in仙台の企画内容と参加呼びかけが行われた。また、新卒者を中心とする22名の新会員が紹介され、恒例となった大抽選会が行われた。抽選会の司会は木部香里さん(2008政策)が、アシスタントに、荒木俊宏さん(APU)、入間川部屋に所属する相撲力士の寶司(大元)隆史さん(2013産社)、会員のお子さんも加わって大いに盛り上がった。そして抽選会の収益金は未来人財育成基金に寄付された。
最後は、応援団OBの髙木正憲氏(2014理工)のリードのもと会場全体が大輪になって応援歌を斉唱。APU、関関同の校友会代表者へエールを送り、森下新会長の博多一本締めでお開きとなった。なお、総会・懇親会の運営には大成印刷株式会社の皆様にご協力いただいた。
校友会本部事務局からは事務局長の安福が参加した。