11月16日(土)17時30分からソラリア西鉄ホテル福岡において、福岡県校友会が「オール立命館 福岡県校友のつどい」を開催した(参加者<来賓等含め>180名)。
総会はマスメディアで活躍されておられる藤永前香氏(''79産社)が司会進行を行った。岩永礼美幹事('11産社)の宣言で開会し、メンネルコールOB緒方秀政氏('81経済)のリードとパンサーズOG三上由佳副会長('96産社)のピアノ伴奏により校歌を全員で斉唱した。物故者への黙祷の後、福岡県校友会の小野賢太郎副会長('84文)が森下会長に代わり登壇、校友会100年の歩みと重み、大学との密接な関係に改めて感じ入ったことを語られ、同時に第70回を迎えた福岡県校友会「校友のつどい」の栄えある歴史に触れられ、今後も校友同士の和を大切にして、さらなる発展に向けて力を合わせましょう、と呼びかけた。続いて総会議事に入り、事業報告・会計報告および事業計画・予算案が資料により報告、安楽美和氏('99法)より監査報告が行われ、全て満場一致で承認された後、城丸秀高副会長('73産社)が円滑な総会進行への謝辞の後、閉会の言葉を述べられた。
続いて来賓紹介があり、学園関係者、全国校友会、北九州校友会、佐賀県校友会、香川県校友会、同志社大学、関西大学、関西学院大学の校友会支部からの来賓が紹介された。来賓を代表して、学校法人立命館 森島朋三理事長が挨拶に立ち、学園を取り巻く環境が厳しい中、時代のスピードに先んじて今後さらに多様で有効な手立てを講じる必要がある、と様々な具体例を挙げながら現況と展望を述べられ、多くの方々がメモをとり聴き入っていた。後段では、長年にわたり福岡県校友会を牽引されてきた清家邦敏前会長('61経済)とのエピソードを紹介。当日はご欠席だったが、従前より数多お力添えを頂き勇気や挑戦する気概を教えて頂いた、といった敬意を表する理事長のお話は大きな感動を呼び、総会後の懇親会各テーブルでも引き続きその話題で持ちきりだった。
来賓挨拶では校友会を代表して、飛鳥井雅和校友会顧問が10/19校友大会と未来人財育成基金に関わる謝辞と、さらなる協力の呼びかけがあり、次いで登壇された立命館アジア太平洋大学(APU)山本修司副学長からは、立命館大学とAPUの二つの大学名で開催されるオール立命館校友のつどいの歴史的意義を称賛され、APUへのさらなら支援を呼びかけた。また来年APU20周年の節目にホームカミングデーの開催を計画されていることも周知された。引き続き、恒例の賛助金の交付(校友会本部から福岡県校友会へ)と寄付金の贈呈(福岡県校友会から校友会本部へ)が執り行われ、飛鳥井顧問と城丸副会長が登壇された。祝電披露後、APU卒業生の鈴木利枝さんとお弟子さん達の津軽三味線が披露され、華やかで優美な衣装にまとった迫力ある演奏に参加者は酔いしれた。
懇親会では、冒頭に三上副会長から挨拶があり、乾杯は大賀博文氏('08経営)と佐藤里奈氏('19APU)が壇上に上がり発声、祝宴はスタートした。しばらくして、安楽美和氏とお仲間の方々によるフラダンスが披露されて、目にも鮮やかな衣装と明るく軽快な音楽によるダンスに会場は一気に盛り上がり大きな拍手が送られた。少し雰囲気が落ち着いてきた頃、15名の新会員の紹介があり、一人ひとり自己紹介をされてステージには新しい力が漲っていた。続いて恒例となった大抽選会が行われ、ホテルの食事券、ギフトセット、校友提供のお酒や特産品などの豪華商品が提供され、当選番号が発表される度に会場は笑顔と笑い声に溢れた。
宴もたけなわの中、応援団OBの松宮央氏('14文)のリードのもと、会場全体が大きな輪となり全員で応援歌を斉唱し、APU、関関同大へもエールを送った。そして最後となり、「博多祝いめでた」を五十嵐実氏('75経営)が歌い、恒例の「博多手一本」では大西秀紀氏('87法)の手拍子に合わせて全員で手を揃えお開きとなった。(校友会本部事務局からは布施亮介が参加した)