2016年2月6日(土)16時10分より、ユアーズホテルフクイにて「第1回ビジネス交流会」が開催され、約60名の参加があり、近隣の石川県校友会からは若手校友活動に取り組む有田崇人幹事補佐('11産社)の参加があった。
年間を通して活発な「青年部」活動が行なわれていることもあり、20代の平成20年代卒業が20名以上、30代の平成10年年代卒業が約20名であわせて半数以上、40代の平成一桁台卒業が約10名と若手・中堅校友も多く集う大変フレッシュかつ活気溢れる会となった。また、「ビジネス(異業種)交流」をメインテーマとする全国でも先進的な企画となった。
第1部の「講演会」は、岩本拓馬幹事('01文)による司会で幕をあけ、品谷義雄会長('73法)から福井県校友会を代表して挨拶があった後、峠岡伸行氏('84経済)か ら本会の趣旨説明が行なわれ、講師の福井県立大学地域経済研究所教授の南保勝先生('79産社)が紹介された。「歴史経路でたどる地域経済と企業人」と題された講演では、福井県の姿を近世、明治期の産業特性と現状での地域特性から考え、今後求められる企業人のあるべき姿を考える内容が展開され、「大転換期は地方の企業や産業界にとって大きなチャンス」であり、「たゆまぬイノベーションへの挑戦」を図ってほしいとのエールで締めくくった。
第2部の「交流会」は、着席形式で行なわれ、交流のきっかけとなるよう名前・卒業年度・学部に加え、職業や趣味などの項目も記載された名札をつけて行なわれた。講演会に引き続き、岩本幹事が司会を務める中、井上哲夫氏('85経済)が乾杯の挨拶を行い、その中において同僚で後輩の川崎文義氏('11文)が競技かるたの日本一を決める「第62期名人位戦」において見事、名人位となったことを報告し、会場からは賞賛の拍手が送られた。
その後の懇親会では、各テーブルが卒業年度や業種等を考慮した配席、途中行なわれた席替えタイムといった工夫により、参加者相互の異業種交流がスムーズに行なわれていた。金融、メーカー、公務員、教員、メディア、エネルギー、士業等、多様な業界で活躍する校友が参加する中で、業界や世代をこえて同じ「立命館」の校友同士、活発な情報交換を行なっていた。
会の途中では、司会から参加者へ一言挨拶を求める流れから、サプライズで村田薫さん('06文)プレゼンツによる「フラッシュモブ」(前触れなく突然ダンスや演奏等を行なうエンターテインメント)パフォーマンスも行なわれ、音楽と踊りにあわせて会場には手拍子が鳴り響き、会場は大いに盛り上がった。
各テーブルにおける懇親が深まる中で、時間は瞬く間に過ぎ、松枝隆一氏('91法)から中締めの挨拶、参加者全員での記念写真撮影が行なわれて会はお開きとなった。本企画では、参加者アンケートも実施され、企画の振り返りが行なわれる予定である。また、本企画は好評であったため、今後も継続事業として開催されていく予定である。
なお、校友会本部事務局からは舩尾優一校友・父母課員が出席した。