産業社会学部創設50周年を記念した式典・イベント「おめでとう産社50歳!~産社で学ぶ(あそぶ)・産社で遊ぶ(まなぶ)~」が12月5日(土)・6日(日)の二日間にわたり衣笠キャンパスにて開催された。
まず、初日の5日(土)に開催された、記念式典には約500名の参加があった。フリーアナウンサー・長谷川豊氏(’99産社)と在学生・坂本麻綺さん(4回生産社)の司会のもと進行された。校歌斉唱から始まり、有賀郁敏 産業社会学部学部長のが50年の歴史に触れつつ開式挨拶を、吉田美喜夫 立命館総長が立命館で最初に着任した産業社会学部の思い出に触れつつ挨拶を行った。来賓を代表して同志社大学社会学部の埋橋孝文学部長から祝辞を頂戴した他、第2期生でもある村上健治 立命館大学校友会会長(’70産社)は、国内外の校友会における産業社会学部出身の校友の活躍を紹介しながらお祝いの言葉を述べた。その後、各来賓の紹介、学生団体の紹介を経て、産業社会学部50年のあゆみを振り返るVTRを上映した。最後に第1期生である古谷寛 産業社会学部校友会会長(’69産社)から、これからも学部と校友会が共に発展していきたい旨の謝辞があり、閉式となった。なお、式典の参加者には産業社会学部創設50周年記念誌が配布された。
西側広場に設けられた特設ステージでは、式典の閉幕とともにオープニングイベントが開始となった。立命館大学応援団のチアリーダーや出前ちんどん、ダブルダッチのパフォーマンスが祝賀ムードを盛り上げた。また、ステージの両脇には、校友が活躍する京都の老舗料亭のお弁当販売や福島県校友会の馬場幸蔵幹事長('76産社)の「福島屋商店」、生協等をはじめ校友や立命館関係の飲食物等の販売ブースが設置され、まさに学祭さながらの雰囲気となっていた。また、諒友館食堂では、懐かしの食堂メニューが提供されると共に、産社50周年専用のプリクラが設置され、長蛇の列ができていた。加えて、在学時のゼミの先生を囲んでの懇親では、世代をこえて終始和やかなムードで話が弾んでいた。清心館では社研・現役院生とOB・OGによる共同研究大会が開催され、学生、社会人の垣根をこえて大いに議論が盛り上がっていた。
夜には特別企画「恋するパラダイスさんしゃ」が開催され、若手校友の男女約70名が参加した。タレントによるテンポの良い司会のもと、参加者は京都ホテルオークラの料理と新たな出会いを楽しんだ。最終的には計10組ものカップルが誕生していた。
翌日は、多数の来場者のあった倉木麻衣さん('05産社)による講演会を皮切りに各種イベントが開催された。女性のための「さんしゃサロン・クリスマスパーティー」には多くの女性が集まり、華やかなムードを一層盛り上げていた。また、西側広場特設ステージでの「ありがとう産社祭り大フィナーレ」では、豪華景品のあたる大抽選会の結果発表が行なわれ、見事当選した校友や学生は笑顔を見せていた。最後に集まった参加者で集合写真を撮影、グレーター立命と共に幕を閉じた。