6月27日(土)15時から、大津プリンスホテルにおいて滋賀県校友会が第35回目となる年次総会を開催した(参加者150名)。 第1部の総会は、下村哲也事務局長(1984年経)が司会進行。冒頭に辻淳夫会長(1966年経)が「SGUの採択、OICの開設等、母校は企業サイドから高い評価を受けている。今後さらに社会、企業の発展に資する人材を輩出していただければと考える。そして我々校友会も母校の発展に相俟って組織強化と活性化に努めていかねばならない」と挨拶を行った。続いて学園を代表して松原豊彦・学校法人立命館副総長が登壇し、大学のグローバル化の取り組み(SGU採択事業、オーストラリア国立大学との共同学士課程設置)、文理融合型キャンパスBKCにおける「食」を軸とした新たな教学展開構想、そして来年9月に竣工予定の「スポーツ健康コモンズ」等、学園の近況を報告した。次に校友会を代表して小野守通本部副会長(1969年営)が登壇し、東日本大震災復興支援事業、未来人財育成基金への協力を依頼した。とりわけ未来人財育成基金に関わっては「幅広く、多数の方々の参加を得ながら推進していくことの重要性」をあらためて強調。重ねて協力の依頼を行った。さらに「オール立命館校友大会2015 in OIC」の開催に触れ、「他大学が校友会の組織強化に取り組んでいる中、新キャンパスでの校友大会を契機に、我々も負けずに結集していこう」と呼びかけを行った。その後、総会議事となり、議長に選出された井上利夫氏(1955年法)のもと、事業報告・収支決算、事業計画・収支予算案、役員改選案が審議され、全て拍手で承認された。総会終了後、立命館守山中学校・高等学校の亀井且有校長等から、人材育成に重点を置いた「文武融合型」の硬式野球部「立守ベースボールアカデミー」の創設等、2016年に10周年を迎える同校の記念事業の紹介と協力の要請が行われた。 第2部の講演会は、「スポーツと栄養~食育の可能性と取り組みの紹介~」というテーマで、海老久美子スポーツ健康科学部・同研究科教授がご講演。競技能力を伸長させていくにあたっての食育の重要性について、様々な実例を交えながらご紹介いただいた。 第3部の懇親会では、県内各地から集まった会員(含むBKCキャンパスに所属する教職員校友)同士、職域、世代を超えて活発な交流が展開された。最後は、小坂田晏敬・2015年度立命館大学応援団長のリードで応援歌を斉唱。中締めの挨拶でお開きとなった。