8月23日(日)17時から、「洛中悠庵 花伝」(京都市中京区)において、憲法研究会OB会が総会を開催した。同研究会は日本国憲法施行間もない1949年に設立され、正課授業での学びをベースに、顧問を務める憲法学担当の教員による指導と部員同士の学び合いにより、高め合いながら活動してきた。卒業後は、毎年開催されるOB会総会を通じて、交流に努めてきており、今回も京阪神地区在住の校友のみならず、中国地方や中部地方在住の校友も駆けつけ、交流を楽しんだ(参加者17名)。
総会は、事務局を担う有働光昭氏(76年法)が司会進行。冒頭、山岡景一郎会長(53年経)が同研究会の沿革を紹介しながら開会の辞を述べ、本部事務局から参加した事務局長の大場が母校の近況紹介と10月11日に開催される「オール立命館校友大会2015 in OIC」の開催案内を行った。そして泉宏氏(58年法)の乾杯発声で開宴となった。
会の最中には、大工園隆氏(68年法)から、元顧問の山下健次先生(03年ご逝去)のご令室から預かった高麗人参酒の紹介があり、全員に振舞われた。そして参加者全員が順番に近況報告を行ったり、昨今の不穏な社会情勢下、現行憲法の重要性を訴え合ったりした。また最大の関心事は学生との交流。憲法談義をしつつ、進路就職等様々なサポートを先輩として取り組んでいきたいとの抱負を述べ合った。
最後は、参加者全員で円になり校歌を斉唱。再会を誓い合い散会となった。