7月16日(月)大阪いばらき立命会による、「新人歓迎会」が開催された。昨年のビール工場見学に続き、今年度は大阪府三島郡島本町山崎のサントリー山崎蒸留所の工場見学ツアーが開催され、初参加の若手・女性校友を含む17名の参加があった。大阪いばらき立命会幹事会でも若手・女性校友の参加率向上が課題として挙げられる中、9月末に開催される総会の成功に向けて弾みがつく新人歓迎会となった。
朝9時にJR茨木駅に集合後、サントリー山崎蒸留所へ移動。移動中には互いの近況報告を交えつつ、先日の大阪北部地震や大雨の影響について話が多く出され、当時の大きな被害の様子が振り返られていた。
サントリー山崎蒸留所に到着後、館内に入ると早速、一面に展示された様々な銘柄のウイスキーが現れ、各校友はグループにわかれ名産地、原料・製造過程等が分かりやすく解説されている展示コーナーを見学。多くの校友が初訪問の中、その後の工場見学ツアーに向けて大きく期待が高まった。30分ほどの展示見学後、メインイベントとなる工場見学ツアーが開催され、仕込み、発酵、蒸留、貯蔵の各工程作業をツアーコンダクターの解説のもと順番に見学して回り、校友からは醸造酒と蒸留酒の温度管理の違いなど、様々な質問がコンダクターへ投げかけられた。貯蔵庫では、参加者全員の年齢を超える1924年製のウイスキー樽が貯蔵されており、参加校友からは驚きの声が上がっていた。猛暑であるなか、工場内は発酵・蒸留工程に関り外気より暑く、見学終盤には参加者の喉の渇きが最高潮に。約30分の見学を終えた後、いよいよお待ちかねのテイスティングタイムが到来。貯蔵する樽によって風味が大きく異なってくるとの解説のもと、ホワイトオーク樽、ワイン樽により熟成されたウイスキー原酒を順番にテイスティングし、香り、味の違いを楽しみつつ、最後はキンキンに冷やした山崎ハイボールで喉の渇きを潤した。大山崎の美味しい水・氷・炭酸水を使用した、贅沢なオリジナルハイボールに参加者は大満足の笑顔を見せていた。
工場見学終了後、近くのレストランで懇親会を開催。上村眞治会長により参加のお礼、大阪いばらき立命会の更なる発展を期した挨拶が行われた後、岩田健二副会長('66理工・土木)より乾杯の発声が行われた。オシャレなコース料理とともに、楽しい時間が過ぎていくなか、今日の感想や互いの近況等を話しながら穏やかな雰囲気で懇談が進んだ。会の終盤では各校友による自己紹介が行われ、初参加の校友へ特に温かい拍手が贈られた。寺田豊事務局長('89年経済)や廣井徹OICキャンパス事務局長より、今後の会の発展に向け、9月末の総会への呼び掛け、『いばらきラーメン部』など、様々な取り組みの紹介が行われた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、吉田定雄副会長('75産社)による中締めの挨拶、全員での写真撮影を終え、今年度の新人歓迎会はお開きとなった。
また、OIC地域連携課より廣井徹OICキャンパス事務局長('89産社会)、宮永遥課員('17文・地理)、校友会事務局より古澤秀晃校友・父母課課員('12産社)が出席した。
次回、9月29日(土)OICにて大阪いばらき立命会総会が開催予定。
茨木市在住・在勤者をはじめ多数の参加を期待したい。