2016年11月6日(日)11時より、神戸市中央区にある神戸外国倶楽部において、「平成28年度 立命館大学兵庫県校友会 兵庫県校友のつどい」が開催され、校友・来賓約100名の参加者が集まった。
第1部の総会は、太田垣亘世幹事('05国際関係)の司会で進行され、開会に当たって、全員での校歌斉唱でスタートした。水田宗人会長('71産業社会)の挨拶に引続き、大学を代表して学校法人立命館常務理事・建山和由、校友会本部を代表して絈井憲副会長('69経済)が来賓を代表して祝辞を述べられた。その後、2016年度の決算報告および2017年度の事業計画と予算案が岸本真之事務局長('89産業社会)より報告され、参加者全員の承認をえた。
第2部は講演会で前半に丸善ジュンク堂代表取締役社長の工藤恭孝('69法)氏による講演会「本屋は生き残れるのか」をテーマに講演され、ネット普及に伴う本屋の生存状況および発展戦略、売り上げ日本一の書店として業界をリードされ続けてこられた歩みと今後の展望を熱く語っていただいた。後半は未来人財育成基金を活用した奨学金受給者による成果報告会が開催され、立命館大学文学部4回生の沼田将志氏(南あわじ市出身)から「立命館+R奨学金と私」をテーマとするプレゼンテーションを行った。現役学生自身の研究活動および学習経験を交えながら、校友先輩からのご支援へ感謝の意を表明した。
第3部は懇親会に当たって、古角博子幹事('00法)と永井義猛幹事('07法)が司会を務め、総会で最も年長の校友である藤澤福男相談役(('42経済)のご発声による乾杯で開宴となり懇親が始まった。着席した各テーブルで、近況報告などで会話が弾むなか、未来人財育成基金の受給者である沼田将志氏も各テープルを回って、校友先輩たちに感謝の意を込めて挨拶した。宴の中盤にかけて、ジャズピアニストの金谷こうすけ氏(('87経済)によるスペシャルライブが行われ、会を最高潮に盛り上げていた。その後、古角博子幹事が進行に加わり、リオオリンピッククイズ大会が行なわれ、最多正解の校友から順に賞品を手にした。時間はあっという間に過ぎ、伊藤四朗副会長のリードにより全員で応援歌「グレーター立命」を斉唱、下村治生副会長('10院経営)の閉会の挨拶でお開きとなった。
なお、校友会本部事務局からは張楽校友・父母課員が出席した。