2015年11月20日(金)18時30分より、「平成27年度(第18回)立命館大学京丹後支部校友会総会」が京都府の京丹後市にあるプラザホテル吉翠苑において、盛大に開催された。大学からは松原豊彦副総長、立命館大学陸上競技部OB会からは渡邉裕会長('66文)、立命館大学男子陸上競技部から田中正典監督('82経済)などの来賓を含め、約38名の校友および学園関係者が出席した。同会は毎年同地区で行われる丹後学生駅伝大会に合わせ、試合日の前日に本学男子陸上競技部の壮行会を兼ねた総会でもあり、今回も5名の同部関係者が駆けつけた。 総会は、吉岡正氏('83文)の司会で幕を開け、最初に、京丹後支部校友会の道家有已雄会長('70産社)より開会挨拶があった。道家会長は校友会および大学からの来賓へ感謝の意を表明するとともに、「京丹後支部校友会の総会は翌日の丹後学生駅伝大会の激励会を兼ねて実施するもので、学生諸君も、校友もぜひ立命館の伝統である質実剛健の精神を継承し、気合と根性を持って明日の大会に迎えましょう」と挨拶された。 続いてそのまま道家会長のリードで、来場者全員による校歌斉唱を行った後、大学を代表して松原豊彦副総長が登壇し、2018年度に設立する予定の食科学部構想と京丹後市との戦略的提携、プロジェクト、交流協定など、新たな取り組みを報告された。そして、丹後地区代表的なグローバル企業である株式会社日進製作所の前田昌則社長('76経済)も登壇して挨拶を行った。続いて議長として指名された吉岡栄一幹事長('82経営)より平成26年度の事業・予算の報告および平成27年度の事業計画および予算案の提案を行い、満場一致の拍手で承認された。その後、大学および校友会本部からの祝電などを披露され、集合写真の撮影を経て懇親会に入った。懇親会も引き続き、吉岡正氏が司会進行。冒頭、京丹後支部校友会の石河良一郎顧問('69経営)より乾杯のご発声を行った。しばらく懇談した後、男子陸上競技部の田中監督が登壇し、男子陸上競技部を代表して明日の丹後学生駅伝大会の参加に向けて、決意表明を行った。会場は、和んだ空気の中、年配から若手まで、それぞれのテーブルで話の輪が広がった。懇親会の終盤に差しかかると、応援団OB出身の道家会長のリードで参加者全員による応援歌「グレーダー立命」を熱唱し、会は最高潮に盛り上がっていった。最後に、嶋本茂男幹事('79文)による閉会の辞を述べ、会はお開きとなった。 翌日の朝7時45分、京丹後市の久美浜公園のスタート・ゴールにおいて、「第77回関西学生対校駅伝競走大会」(丹後大学駅伝)が無事に開催され、立命館大学の松原豊彦副総長、京丹後支部校友会の吉岡栄一幹事長をはじめ、数多く現地校友の応援団が集結され、コースのスタート・ゴール地点、2区、3区、8区などそれぞれのポイントにおいて、グループに分けて朝早くから応援体制が整えられた。沿道には『立命館大学京丹後支部校友会』の幟が並び、大きい声で選手に声をかけ、声援を送った。第7区までは、本学は数秒の差で京都産業大学の次に走っていた。第8区宮津市市役所のゴール前では、前年度と同様に、本学は京都産業大学と2校が並ぶ大激戦。本学はゴールの直前で3秒の僅差で京都産業大学の次に2位の成績を収めた。ゴールの前に、丹後地区近隣の宮津市の校友も数名が集まっていたが、来年の丹後駅伝大会に向けて、京丹後支部校友会と協働で応援体制を構築する話も取り上げられた。 なお、上記総会・懇親会および翌日の丹後大学駅伝について、校友会事務局からは張楽事務局職員が出席した。