8月25日(日)、岡山市内のアークホテル岡山にて、第71回(令和元年度)岡山県校友会総会・懇親会が開催され、近隣各県から駆けつけた校友も含めた130名の校友が集った。総会の司会は、元RSK山陽放送アナウンサーの太田雅仁氏(’78法)が務め、まず総会開始に先駆けて、立命館大学応援団のリードのもと、参加者一同で校歌を斉唱した。
冒頭、岡山県校友会の守屋博司会長(’70産社)より挨拶が行われ、校友会は年齢を超えた様々な世代が集う交流の場で先輩・後輩の相互の学びの場でもあり、引き続き一層の絆を深め今後も母校と岡山県校友会の発展のために共に頑張りましょう、と呼びかけた。
続いて本日の来賓として、大学代表の学校法人立命館 建山和由常務理事、校友会代表の絈井副会長、校友会事務局の布施亮介が紹介された。そして中国・四国地方の近隣各県校友会からの来賓として、香川県校友会、広島県校友会、広島県東部校友会、各々の紹介があった。
来賓代表として建山常務理が祝辞を述べられそのまま講演へと移った。「立命館の新しい学園ビジョンと中期計画」と題した講演は学園を取り巻く情勢、先んじて課題に取り組む教職員・学生・院生等や2030年までの具体的な将来ビジョン等がパワーポイントにより映し出され、詳しくわかりやすいお話しは参加された多くの方々を引き付け、会場には感嘆の声が漏れていた。次いで登壇された絈井校友会副会長からは、「岡山県校友会の皆様の日頃のご奮闘に敬意を表します。また本日の総会に多くの若い人や女性の方がご出席されており、心より感動しています」と祝辞が述べられた。未来人財育成基金への謝辞と共に校友会設立に至った歴史にも触れられ100周年以降のさらなる連携も訴えた。
総会議事に入り、岡山県校友会の西昭弘副事務局長('79経営)より、事業報告・会計報告をはじめ、「100周年記念 オール立命館校友大会」「関西七大学校友会(秋季)ゴルフ大会」等、今年度の行事予定について報告され、いずれも拍手をもって承認された。第2部の懇親会司会は、第1部の総会司会を務めた太田雅仁氏から、中国銀行勤務の冨谷幸孝氏(’01産社)と美作農園の笠原真由子さん(’16経営)の2名にバトンが渡された。
乾杯発声では本年春の叙勲で地方自治への功労を称えられ旭日中綬章を授章された桑山博之氏(’63法)がご登壇。ステージでは校友会から記念品が手渡され満面の笑みの桑山氏に会場から大きな拍手が送られた。
乾杯後、懇親会に入り他県校友会の紹介や6名の応援団による演舞「ファイト・オン・ステージ」が披露され会場は大いに盛り上がった。さらに毎年恒例のお楽しみ抽選会が開催され、「京都名産品」「立命館グッズ」等の賞品が多くの方にあたるという高確率の抽選会で、会場の熱気はさらに増した。
終盤の宴もたけなわの中、参加者全員が会場いっぱいに広がる大きな輪となり、令和元年度応援団の住屋団長リードによる校歌・寮歌・応援歌を参加者全員で斉唱。全員が肩を組み会場は一体感と熱気に包まれ、さらに岡山県出身で大学の応援団長を務めた本学職員の難波しのぶさん(’12産社)が円陣の中で挨拶をされた後、迫力ある演舞を披露し、さらに会場は割れんばかりの大きな拍手に包まれた。そして閉会の時を迎え、常安亮次岡山県校友会・平成会副会長('89経済)が閉会の辞として、岡山県校友会の今後の一層の発展のために皆様と協力し合い、さらに全力を傾注していきたい、と決意を述べられお開きとなった。最後に恒例の全体集合写真が撮影され、第71回(令和元年度)岡山県校友会総会・懇親会は終了した。