7月25日(土)16時より、岐阜市のホテル『グランヴェール岐山』において、立命館大学岐阜県校友会平成27年度(第61回)総会・懇親会が開催された。折しも当日は、長良川の花火大会で市内は、大賑わいであったが、来賓を含むおよそ105名の校友が出席し、総会・講演会・懇親会が開催された。
まず、総会に先立ち本年1月に逝去された安福慶雅氏に哀悼の意を表し全員で黙祷を捧げた。続く総会は、房野麻紀子事務局長(1997国関)の進行のもと、はじめに鷲見泰裕岐阜県校友会長(1975経済)より「校友会は、世代を越えた者同士が縁を育む場である。特に若い人にこの会に参加してほしい。未来人財育成基金についても広く、浅く、長くでお願いしたい。来年はばんばひろふみミニライブを計画しているので、更に多くの方々にお声がけをしていく予定である。今後ともご支援・ご協力をお願いしたい」との挨拶があった。
この後、議長に選出された鷲見会長の議事進行のもと、平成26年度の事業報告、会計報告、監査報告、平成27年度事業計画・予算報告などが行われ、満場一致で承認された。
続いて来賓紹介が行われ、来賓を代表して地元岐阜県の出身でもある吉田美喜夫立命館総長は「日頃未来人財育成基金では、ご協力いただき、感謝申し上げたい。立命館では2大学がスーパーグローバル大学として採択され、今後一層世界で活躍できる人材を育てていかなければならない。OICが開設され、本学は3キャンパス体制となった。それぞれの特徴を生かし、18歳人口が急減期に入る厳しい環境の中でも立ち向かっていく所存である。今後とも校友の皆様のご協力、ご支援をお願いしたい」と挨拶された。
総会の最後に、房野事務局長より改めて未来人財育成基金への協力のお願いがあった。
休憩を挟み、第二部の講演会では、東京校友会会長で㈱TM Futures代表取締役の竹内美奈子氏(1983 法)が「タレントマネジメントという視点~組織文化と人財育成~」というタイトルで講演した。「タレントマネジメントとは、人の能力を活かして組織力を高めること」「人は色々な能力を持っていて、いくらでも開発できる」「失敗を恐れない組織風土が必要」など、大変説得力のある内容に参加者一同熱心に耳を傾けていた。
第三部の懇親会では、最初に、来場者の拍手の中、鷲見会長から吉田立命館総長に岐阜県校友会から未来人財育成基金への寄付金の贈呈が行われた。次に、福元寅典校友会副会長(1972経済)より、乾杯の祝辞を頂いた後、元応援団長の渡辺駿太氏(2014 文)のリードで応援歌「グレーター立命」を全員で斉唱し、華やかに懇親会がスタートした。そして、会の中盤、恒例の若手新卒校友の紹介では、女性4名、男性6名が堂々の自己紹介をおこなった。また、岐阜県校友会部活の紹介など、様々な校友がステージに上がって、アピールした。時間の経過とともに各テーブルは、更に盛り上がり、会場に集まった様々な業界や世代の校友が、交流を深めていた。懇親会の後半には、恒例の「景品抽選会」が行われ、当選番号が呼び上げられると拍手と歓声が沸き、会場内は最高潮となった。
最後に、再度渡辺氏のリードにより校歌を斉唱し、来年の再開を期して閉会となった。
校友会本部事務局からは、田中康雄社会連携部担当部長が出席した。