2019年7月20日(土)、岐阜県校友会が令和元年度(第65回)総会を開催した。今年は岐阜県校友会65周年という節目でもあり、当日は14時より、みんなの森・ぎふメディアコスモス・おどるスタジオで講演会等、17時30分からホテルグランヴェール岐山にて総会と懇親会を催した。
今回初の試みとして総会前に実施された“校友会設立100周年&岐阜県校友会65周年記念”企画は、株式会社ミライロ代表取締役の垣内俊哉氏('12経営)による「講演会&ユニバーサルマナー検定3級取得講座」。まず“バリアバリュー ~障がいを価値に変える~”の講演で始まり、垣内氏による熱く訴求力ある内容に参加者全員がじっと耳を傾けメモをとり終了時には大きな拍手が送られた。引き続いてのユニバーサルマナー検定3級取得講座では、前段の講演を踏まえた講義を受けた後にグループワークに入り、参加者皆が真剣な表情で臨み約120分の講座は瞬く間に終わった。その後、受講生にはユニバーサルマナー検定3級資格が付与され全員満面の笑みで修了証書を受け取っていた。
総会は、房野麻紀子事務局長('03院政策)の司会で始まり、開会挨拶では高井正文会長('60法)が校友会100周年・岐阜校友会65周年の栄えある歴史について触れられ、また世界の大学へと到った母校の発展に賛辞を送られた。総会議事では、房野事務局長がフォローしながら吉村栄里さん('10経済)が進行を担い、事業報告・事業計画案に続いて篠田裕仁会計('10院理工)による収支決算報告・予算案、松野秀幸監事('79文)・小林和雄監事('74経営)の監査報告、そして全国校友会の方針を踏まえた岐阜県校友会の活動ビジョン案、いずれも大きな拍手で承認された。次いで愛知県・三重県・静岡県の各校友会役員の方々をはじめ来賓の紹介が行われた後、代表して学校法人立命館 森島朋三理事長が挨拶を行い、日本を取り巻く諸情勢とその中での学園の躍動する最新の姿と展望について詳しく述べられた。大学を創っていくのは教職員と共に卒業生であり、今後さらに校友同士の交流も活発にして頂き学生へのご支援も引き続きお願いしたいと呼びかけられた。
懇親会は、房野・吉村新現事務局長の司会進行により開会し、まずは岐阜県校友会としての校友会未来人財育成基金への寄付金が高井会長から森島理事長へ贈呈された。そのまま福元副会長による熱い乾杯の発声で開宴となった。歓談中は、磯野伸悟事務局員('12産社)の進行で新卒校友が一人ずつフレッシュな自己紹介を述べた後、魅力一杯の若手校友企画等がアナウンスされ、次いで臼井求事務局次長('10APM)の進行で参加者お楽しみの抽選会が行われた。また10年間にわたり岐阜県校友会の事務局長を務められ、その堅実で信頼度高い運営手腕と明るく温かいお人柄で人望の厚い房野麻紀子さんへ、後任の吉村新事務局長から花束贈呈が行われた。これまでの重責への労いと感謝の気持ち込めた会場全体の拍手は房野さんを包み、いつまでも鳴り止まなかった。
宴もたけなわとなったところで、大阪から馳せ参じ大歓迎の拍手を受けた元応援団副団長の山本慎也さん('10法)が壇上に立ち、立命館魂が指先まで満ちた迫力あるリードにより全員が輪となって校歌と応援歌を高らかに唄い、会場の盛り上がりは一気に最高潮に達し、母校愛溢れる熱気の中、お開きとなった。(校友会事務局からは布施担当課長が出席)