2月5日(日)15時より、兵庫県姫路市の総社会館本館2階の蓬莱の間において、姫路立命会による「第30回立命館大学校友の集い(姫路)」が来賓・校友・出演学生合わせて64名の参加のもと開催された。 節目となる第30回の校友の集いに際し、開催初期より参加している校友から、初めて参加する若手校友、現役の学生まで幅広い世代で交流が行われ、第一部の総会、第二部の懇親会を通じて、会場は大いに盛り上がった。
第1部総会は久内麻佐行幹事長('80法)の司会により進行され、出席者全員で校歌斉唱の上スタート。初めに、中塚孝繼会長('66文)より「校友の集いとして、節目の30回を迎えることを大変喜ばしく思う。本日は、若い校友や学生も多数出席されているので、ぜひとも若い息吹を姫路立命会に吹き込んでほしい。母校立命館は近年多くの優秀な人材を輩出しているが、その礎を築いた研究者として、日本を代表する法律学者の末川博先生、中国文学者・漢字研究の第一人者である白川静先生がおられる。その方々の志や想い、立命館魂を継承しながら、母校立命館と共に姫路立命会も発展していきたい」との挨拶があった。次に、久内幹事長より、平成28年度の活動報告及び会計状況報告が行われた後、来賓紹介と共に、祝電披露がなされた。来賓祝辞では、兵庫県校友会の水田宗人会長('71産業社会)より、2020年に100周年を迎える兵庫県校友会の2017年度以降の総会の案内、参加への呼び掛けをはじめとして、「校友会活動は設立そのものよりも継続にエネルギーを要する。その中で、兵庫県校友会をはじめとして他の校友会組織と連携しながら活動を継続し、今年で30回目の校友の集いを開催する姫路立命会にあらためて敬意を表したい」との祝辞が述べられた。更に校友会事務局の古澤より、学生の活躍、キャンパス整備の状況をはじめとした立命館の近況報告ならびに校友会未来人財育成基金をはじめとした母校・後輩支援への協力のお願いがあった。その後、立命館大学及び校友会設立に関るDVDが上映され、大学と校友会設立に関する内容に、多くの校友が真剣に耳を傾けていた。DVD上映後には、「現役学生に聞く最新学生事情」と題して、立命館大学落語研究会の司会のもと、立命館大学応援団へのインタビューが行われた。インタビューも終盤に差し掛かったところで、来賓の姫路立命会顧問である石見利勝姫路市長(元政策科学部教授)が会場に到着し、「近年の立命館は入学をするのが難しくなっており、優秀な学生が増えてきている。立命館大学在職中には、学部長を務め大変な時期もあったが、改革に次ぐ改革を行い、母校の発展に携わることができた。その経験が今の市長としての職に活かされている。これまで日本はモノ作りで経済を発展させてきたが、これからは観光産業が日本を支えると感じている。今後も母校立命館と姫路立命会の発展を願いたい」と挨拶をされた。総会の締めくくりとして、立命館大学落語研究会の「立命亭多妻来」と「立の家志っぱい」による落語が2席披露され、臨場感と抑揚のある落語に会場中が聞き入り、最後は大きな拍手に包まれた。
続く第2部懇親会は、おなじみの尾上劉次副幹事長('85経済)とFM802でお馴染みのMARINAさんの明るく息の合った司会のもと、アトラクション盛りだくさんで進められた。北村恒男副会長('69法)が開宴挨拶をされ、尾上誠一氏('58経済・経営)のご発声で開宴となった。開演後間もなく、応援団によるファイトオンステージが披露され、立同戦を髣髴させるおなじみの応援歌に会場は大いに盛り上がった。テーブルを越えての会話が弾み親交が深められるなか、途中、テーブル対抗の恒例の駅そば早食い大会が行われ、各選手にチアリーダー部の黄色い声援が送られる中、現役学生や若手校友の勢いを凌ぎ、歴戦の優勝者が今年も圧勝し、会場は大いに沸いた。また、その後のビンゴ大会でも、「あまおう」をはじめとした豪華景品が次から次に当たり、会場は歓声と笑顔に包まれた。宴もたけなわとなったところで、立命館大学応援団仰美津穂副団長のリードで応援歌グレーター立命を全員で肩を組んで斉唱し、姫路市議会議員である石堂大輔氏('99法)の音頭で万歳三唱を行なった後、清水敏昭氏('57経済)の中締めの挨拶で来年の再会を誓いながらお開きとなった。
なお校友会事務局より、立命館大学社会連携部校友・父母課の古澤課員が出席した。