5月10日(日)16時より、ホテル日航奈良4階「飛天の間」において、奈良県北部校友会(立命若草会)が総会を開催した(出席者109名)。
第1部の総会では、猪奥美里氏(2006年院国関)が司会進行。西田晴彦副会長(1963年経)の開会宣言の後、岩井將会長(1962法)が挨拶を行った。挨拶の中で岩井会長は、OICの開設等、母校の発展状況に触れるとともに、「私は常々大学の改革・発展の方向性と校友会の活動は合わせていかねばならないと考えている。そのような意味から、今回大学のグローバル戦略の最先端で頑張っておられる木田成也総合企画部長に講演していただくことは、誠に時機を得たものであると思う」と述べた。続いて木田部長が登壇し、「立命館大学の国際戦略」というテーマで講演。グローバル・イニシアティブ構想という立命館の国際戦略を紹介しつつ、「先輩方が培って来られた『平和と民主主義』『自由と清新』そして立命館憲章にも明記している『国際相互理解を通じた多文化共生の学園』といった理念に立脚し、グローバル人材の育成にあたっては『多文化協働人材』を念頭に置きながら多様な教育プログラムを推進している」と説明。そして昨年採択された「スーパーグローバル大学創成支援事業」の成功に向けて、一層の支援と協力を要請した。講演会終了後は総会議事に入り、予決算、新役員体制等の議案が一括審議され、全て拍手で承認された。
第2部の懇親会では、冒頭に校友と関係者で構成される「マンドリンアンサンブルまほろば」と立命館大学マンドリンクラブの学生による混成チームがマンドリン演奏を披露。母校のキャンパスが存する京都、滋賀、大阪に因んだ歌曲を演奏し、藤岡正氏(1970年営)の指揮のもと、参加者もメロディーに合わせて歌を斉唱した。そして岩井宏實参与(1958年院文)の乾杯発声で開宴。直後に多忙な公務を終えて、校友の仲川げん奈良市長が駆けつけてくださり、祝辞を述べられ、あらためて和やかな歓談タイムとなった。思い出話に花が咲く人、同好会活動に思いを馳せる人等、様々な話題で会は大いに盛り上がった。最後は、元応援団長の松尾悠氏(2010年理工)、同チアリーダー部の大楽菜摘氏(2015年文)、吉川真央氏(2015年経済)の演舞に合わせて、応援歌「グレーター立命」を参加者全員で斉唱。横井健二参与(1958年経済)の挨拶で中締めとなった。
なお、校友会本部事務局からは事務局長の大場が参加した。