11月28日(土)15時30分より、大分市内の大分センチュリーホテルにて「平成27年度立命館大学大分県校友会総会」が開催され、九州の近隣校友会や立命館大学・APUからの来賓含め82名の参加があった。今回から校友だけでなく、在学生父母の参加も呼びかけ、まさに「立命館ファミリー」が一堂に会する機会となった。
14時からは総会に先立ち、元NFLチアリーダーキャプテンの小島智子氏(’00経済)を招いての記念講演会「本場アメリカ に挑んだ立命魂の奇跡」が開催された。チアリーディングとの出会いや立命館大学への入学の経緯、在学中の応援団チアリーダー部での学びと成長、部員同士の絆のストーリが語られた。その後、世界の第一線で活躍するに至るまでの様々なハードルを乗り越える時、立命館大学在学中の4年間の経験が大きな支えになっていたという話が展開され、参加者は時折メモを走らせながら聞き入っていた。
続いて総会が、佐藤昌彦幹事長(’52経済)による司会で幕をあけ、藤井来夏氏(’97経営)主宰の「RAIKA ENTERTAINMENT」が協力し、杉谷一隆氏(’94経済)が所属する「振付稼業 air:man」が振り付けを行った大分県の観光PRビデオ『シンフロ』が上映された。続いて行なわれた議事では、松木大輔氏(’10理工)が議長に選任され、役員改選を含むすべての議案が承認された。新会長には、7年間会長を務めた岡崎信行会長(’66法)に代わり、直野清光氏(’76経営)が新会長に選出された。また、幹事に岡田祥伸氏(’06APU)、安部智代美氏(’04APU)、鈴木利枝氏(’09APU)の3名のAPU校友が新たに幹事として選出されるなど、大分県校友会ならではの新体制となった。来賓として、建山和由立命館常務理事、福元寅典校友会本部副会長(’72経済)、今村正治APU副学長からそれぞれ立命館大学・立命館大学校友会・APUの近況に触れた挨拶があり、懇親会へと進んだ。
是永修治宇佐市長(’79法)の乾杯でスタートした懇親会では、参加校友が世代を超えて食事や親睦を楽しむ中、今回特別に用意された古田敦也氏のサインなど豪華景品をかけた大抽選会等で会場は早速大いに盛り上がった。また、プロ津軽三味線走者として各種大会での受賞歴も多い鈴木利枝さん('09APS)が登壇、活動の報告と半生を綴った著書の紹介を行なうと、その後の即売会には校友の長蛇の列ができ、瞬く間に完売となった。続いての、参加校友による一言挨拶タイムでは、是永宇佐市長が宇佐の歴史、舩尾優一/朴秋香校友・父母課員からは校友会100周年事業等に触れた話が紹介された。
そして今回、大分県校友会事務局の精力的な活動により、初参加となった全国の校友会の中でも珍しい現役検事正である髙瀨一嘉大分県地方検察庁検事正('83法)が登壇すると、社会で活躍する立命館大学の校友の姿に参加校友からは大きな拍手が送られていた。
最後は、応援団OBである石川征仁副会長(’67法)、足立直隆幹事(’76産社)の迫力満点のリードのもと応援歌を参加校友全員が肩を組んで斉唱、力のこもったエールが送られた後、盛況のうちにお開きとなった。
なお、校友会本部事務局からは、大場茂生事務局長、舩尾課員、朴課員の3名が出席した。