7月5日(金)、堺市役所わだつみ会の総会・歓送迎会が40名近い参加者を集め開催された。昨年同様、立命館大学校友会の横断幕・幟・法被を数多く準備され、会場の「楓林閣」堺東店はエンジ色で埋め尽くされた。当日は堺の百舌鳥エリアを含む「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」が世界遺産に決まるか否かの審議・決定の日で、同夜には市内でパブリックビューイングも開催されるという注目度高まる熱気溢れる中での総会となった。
総会は河盛俊生副幹事長(('93法 役員改選後=会計幹事)の司会進行で始まり、冒頭、北田靖浩会長('81経済)が世界遺産や+Rの活動で印象に残った学生の話題に触れながら開会挨拶を行った。議事に入り寺山裕志幹事長('84経済)が議長として選出され、第1号議案の前年度収支決算報告と第2号議案の令和元年度予算案、そして役員改選の第3号議案、いずれも承認された。続いて今次退任される北田靖浩会長と西野彰記副会長('82理工)へのこれまでの労いを称え、花束贈呈式が執り行われ会場から多くの感謝の拍手が送られた。
歓送迎会では、まずお祝いの言葉として三宅達也堺市議会議長('92法)、加藤慎平堺市議会議員('2011政策)が挨拶をされ、新しく会長に就任された隅野巧会長('84法)の乾杯発声で開宴となった。懇親会に入ると校友会事務局の布施亮介による大学・校友会近況報告をはさみながら会場は終始笑顔と笑い声が絶えず、わだつみ会らしい明るく和やかな時間が流れた。終盤では隅野会長リードによる応援歌と校歌を熱気溢れる中、全員で高らかに唄い、最後に永井義雄 新幹事長('93産社)が令和元年度役員体制への協力と一層の親睦と相互啓発に向け結束を呼びかけお開きとなった。
「百舌鳥・古市古墳群」の審議・発表は一日延期となったが、7月6日の夕刻に大阪初の世界遺産に決まった。この朗報は、堺市のますますの振興が期待できると共に、堺市役所わだつみ会の新体制の門出にもふさわしく、従前以上に今後の発展に期待が膨らむ。