2019年11月9日(土)ホテルブリランテ武蔵野において、立命館大学埼玉県校友会が第30回「彩の国・校友の集い」を開催、来賓を含めて64名の参加があった。総会は、加藤慎一副幹事長('10産社)が司会進行し、物故者への黙祷、来賓紹介に続き、混声合唱団メディックスOB・OGのリードによる校歌斉唱で幕を開けた。はじめに小玉秀生会長('68文)が挨拶に立ち、埼玉県校友会30年の歩みについての謝辞と10月19日の100周年記念校友大会での感動的な模様を述べられた。今後は若い人の力を合わせて、さらに皆で力を合わせて校友会を盛り上げていきましょうと呼びかけられた。
続いて来賓挨拶があり、学校法人立命館仲谷善雄総長が冒頭、先日の全国校友大会に触れられ100年を支えて頂いた校友の皆様へ向けて改めて感謝の言葉を述べられた。さらに民間企業から立命館へ歩まれた略歴や埼玉県に在住していたエピソードをはじめ、来年学園が迎える創立120周年や総長プロジェクトであるSDGsへの取り組み、OICのグローバル教養学部、R2030計画等まで多岐にわたった。さらに「学生がワクワクするような日々を過ごせて、より大きく育つことができるように高みを目指したい。未来人財育成基金やオリパラ激励金はその大きな支えであり、校友会の皆様に心より感謝を申し上げます」との決意と謝辞、そして今後も積極的なグローバル化と、より地域に根ざした学園にすべく努力したいので引き続きご支援を賜りたい旨を語られた。その後、校友会本部の伊藤博行副会長から100周年記念大会の模様や未来人材育成基金へのさらなるご支援の呼びかけがあった。
引き続き、議事に移る前に児玉会長から未来人財育成基金への感謝と共に後輩への一層の支援に向けたご寄付袋(チアカード)参画の呼びかけがあった。議事は、児玉会長を議長に据えて、上條比呂志氏('83文)による活動報告と活動計画、伊佐由美子氏('87文)の会計報告と予算計画、川添修司氏('63法)からの監査報告の説明が行われた。続いて集合写真撮影の後、第二部へと移った。
第二部は30回という記念すべき節目に合わせて、混声合唱団メディックスによる合唱。「GOOD OLD DAYS ~あの素晴らしい時代をもう一度~」というタイトルで、OB・OGの皆さんがステージに上がり、京都合唱祭演奏曲や埼玉県と京都のご当地ソング、男女チームそれぞれがとっておきの曲を披露し、「なぜか埼玉」「春日部サンバ」、「京都慕情」「女ひとり」には多くの参加者が共に口ずさみ、最後は、「あの素晴らしい愛をもう一度」「青春時代」「戦争を知らない子供たち」では、メディックスの皆さんの声に合わせて自然と全員による合唱となり会場は熱気に溢れた。
第三部の懇親会では、加藤慎一氏と佐古稔英常任幹事('12経営)が司会進行。冒頭、山梨県校友会福田秀夫会長('72産社)より、来賓を代表して挨拶があった。続いて河本好令氏('62法)の乾杯発声で懇親会は開宴となった。宴の企画は、初参加校友による自己紹介・PRコーナー、未来人財育成基金協力の呼びかけ、祝電披露、埼玉県校友会の行事紹介、クイズゲームと盛り沢山。その中のクイズゲームでは、参加者が京都の地名からとったチームに分かれて総合点が競われ、佐古常任幹事が練りに練り上げて夜明け近くまでかかり完成させたという精選された良問に飲食を忘れて参加し、正答やチームの結果発表の度に大いに盛り上がった。
恒例の学部別記念撮影では、メディックスOB・OGの皆さんも加わり、登壇される各学部校友の方々も、ステージへ向けて拍手を送る参加者も、全員が学生時代を懐かしみながら笑顔と笑い声に包まれた。あっという間に迎えた懇親会の終盤、木山秀一茨城県校友会幹事長('S56法)のリードによる応援歌と寮歌の斉唱で熱気は最高潮に達し、さらに応援団の大先輩である中尾明久氏('59法)が登壇され、昔と変わらぬキレのある演舞を披露し大喝采が送られた。熱気冷めやらぬ中、最後は鈴木昌治副会長('77経営)の中締めの挨拶でお開きとなった。(校友会本部事務局からは布施亮介が出席した)