7月4日(土)の16時から、高松市内のホテルパールガーデンにて香川県校友会総会が開催された。総会前に同ホテルにて14時から開催された「就職情報会議」「事業・経営者交流会」の参加者も含め、香川県内に勤務・在住する校友、中・四国地域の校友会から岡山県校友会7名、そして、立命館大学の父母や卒業生父母等、立命館や香川県校友会でつながる輪の広がりによって158名の参加があった。
受付では、香川県校友会総会において恒例となっている一人ずつ丁寧に手書きで書かれた味わいのある名札が参加者を歓迎し、こちらも毎年大好評の参加者一人一人の名前と今回の講演テーマでもある古代漢字がラベルにプリントされた記念焼酎がお土産として配られていた。
会場内の円卓は年代ごとに班分けがされており、参加者は同じ年代であることも手伝って、総会が始まる前から交流を深めていた。第一部、開会に先立ち、毎年抜群の安定感、かつ流れるような司会でおなじみの西日本放送アナウンサーの岸たけしさん('95産社)による進行で、まずは、スポーツ健康科学部長の田畑泉教授が考案した健康体操を参加者全員でおこない、会場にはリラックスした空気が広がり、そのまま会場には校歌が響き渡った。
続いて、特別賞授与コーナーが設けられ、まず葛上さゆりさん親子が登壇した。葛上剛さん(’15スポ)は立命館大学に進学するため一浪し、念願叶った入学後に硬式野球部で4年間奮闘し、最後の立同戦でも活躍、努力賞として硬式野球部の先輩である金刃投手のシャツが贈呈された。母親のさゆりさんは剛さんが卒業されるまでの4年間、硬式野球部のほとんどの試合へ応援に赴き、父母教育後援会の都道府県委員も務められ、そんな熱い心にふさわしい「土鍋」が贈呈された。また、今回ご夫婦で参加された松本さん・上本さんご夫婦にも、お熱いのが好き、として土鍋が贈呈された。壇上での記念品贈呈は松浦康隆会長('77経営)によりおこなわれた。
その後、松浦会長、大学代表の松原豊彦副総長、校友会代表の小野守通副会長(’69経営)からご挨拶があった。小野副会長からは、「校友会未来人財育成基金」の募集に関し、香川県と新潟県のライバル関係のエピソードを交えながら、熱い激励があった。
総会議事は、穴吹学事務局長('71経営)から平成26年度の事業報告・決算報告ならびに27年度の事業計画案についてわかりやすくまとめられた説明が行われた。ここで会場前方の巨大スクリーンに、新田義文事務局次長(’78経済)が制作した「香川県校友会この一年」が流れる予定であったが、機材トラブルにより上映できなかった。(しかし、映像はYoutubeにアップされた https://www.youtube.com/watch?v=Nnv9Uk63VVM)。三木康徳監事('82法)から会計監査報告が行われた後、すべて拍手をもって承認された。
議事が終了した後の第二部では、来賓紹介が行われた後、毎年好評の松浦会長、古川丸亀町商店街振興組合理事長、山口千恵美偕校舎オーナー、植村亮子事務局次長('02経済)、中野香里事務局次長('97文)による「古川康造とリッツ5(ゴウ)―ファイブ」が進化したステージを披露し、終了後には大きな拍手が送られていた。
ここで、特別ゲストとして白川静東洋文字文化研究所の久保裕之さん(’87法)が登場し、香川県とご自身とのつながりに始まり、白川静先生のエピソードや漢字にまつわるテーブル対抗クイズが展開され、会場は大いに盛り上がった。なお、当日は在学中に白川先生の授業を受けた校友が、はるばる高知県から出席された。
その後、壇上では、今年の統一地方選挙によって立命館党は8名に倍増した。ご出席された一人ひとりからご挨拶があり、直島町長の浜中満さん('80経済)より乾杯の発声があり、懇親と食事の時間がスタートした。会場の後方には、毎年大人気のうどんの屋台も設けられるなど、参加者が楽しめる工夫があちこちで用意される中、会場ではそれぞれのテーブル内外で懇親が自然と深まっていった。
懇親会も終盤に差し掛かる中、ゲーム大会が催され、手作り果実酒10種争奪の「果実酒ドラフト会議」、ゴルフ部結成一周年を記念した「ゴルフ大会」がおこなわれた。さらに飛び入りで「多国籍音楽サークル出前ちんどん」創立者の三好さんが参加し、太鼓パフォーマンスに会場は大いに沸いた。そして、メインイベントの最後を飾る「大抽選会」がスタートした。受付にて参加者に配布された茶封筒に書かれた数字が自身の抽選番号となる仕組みで、あわせて穴吹事務局長から、その茶封筒に氏名・卒年・学部を記載した上で、未来人財育成基金への支援を込めることへのお願いがあった。暑い夏にほしい扇風機を始め、豪華景品が多数用意される中、次々と当選番号が発表されると、見事当選した参加者は弾ける笑顔で景品を受け取りつつ、茶封筒につまった後輩・母校支援のための気持ちを穴吹事務局長に手渡す姿が数多く見受けられ、笑顔とともに後輩・母校支援の輪が広がった瞬間であった。
懇親会の最後は、恒例の宮本浩司さん('86法)が、ここでも機材トラブルにより音源がない中、キレと迫力のある渾身の演舞により、参加者全員で応援歌を斉唱、会場は大きな一体感に包まれ、盛り上がりはピークに達した。興奮冷めやらぬ中で、最後に加藤則彦副会長('70経済)が登壇し、中締めの挨拶をおこない、会はお開きとなった。
総会・懇親会終了後も、同ホテル内にて二次会が開催され、参加者は時間も忘れて懇親を深めた。また、立命館大学校友会事務局からは校友・父母課の曽谷直樹課長補佐が参加した。なお、来年の香川県校友会総会は7月2日(土)に開催が決定している。
※香川県校友会総会の当日の模様は下記の香川県校友会HP、Youtube、フェイスブックでも紹介されている。
■HP
http://alumni.ritsumei.jp/kagawa/
■Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=tyLw3pBTunc
■フェイスブック
https://www.facebook.com/pages/%E7%AB%8B%E5%91%BD%E9%A4%A8%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%A6%99%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E6%A0%A1%E5%8F%8B%E4%BC%9A/129939553757784
※その他、大いに盛り上がった懇親会の写真をご覧ください!