2017年11月25日(土)15:00~17:00、TKP小倉ビジネスセンターにて立命館大学北九州校友会主催、第1回就職情報に関する懇談会が開催された。
会は発起人である初村雅敬幹事長('78経済)の司会により進行。初村幹事長からは、校友会活動についての紹介、校友会として現役学生を応援していくとの抱負が語られると共に、本懇親会をきっかけにUターン就職への意識が高まり、北九州校友会が活性化されることへの期待が述べられた。冒頭に主催を代表し、藤田卓也 北九州校友会会長から、「北九州では今回が初めての実施となる。大学のキャリアセンター、若手校友から有意な情報を得ていただき、お子さんのU・Iターン就職にぜひ活かしていただきたい」との挨拶があった。続いて、立命館大学の学生へのインタビューをメインとした学生生活のイメージDVDが上映され、参加した保護者がキャンパスライフについてイメージを膨らませる機会となった。続いて、立命館大学キャリアセンターの岩森崇課長から、最近の就職活動の状況や立命館の就職状況、就職活動を充実させるポイントの説明があり、その後Uターン就職に関する情報提供も行われた。
就職活動体験発表の場では、岡崎靖久さん(’10理工・北九州市役所)、渕上愛美さん(’16生命・㈱安川電機)、米倉大輝さん(’16経済・㈱高田工業所)の3名の若手校友がプレゼンターを務めた。地元北九州でのUターン就職を選んだ理由、就職活動中に力を入れたこと、失敗談、現在の業務内容など、実際の経験に基づく具体的な情報を提供した。この日は22名の保護者が出席しており、質疑応答の時間には、インターンや公務員試験をはじめ多岐に渡る質問が予定時間を超えて活発に出され、参加者は、キャリアセンター岩森課長、若手校友3名の話に熱心に耳を傾けていた。
全国各地で校友会主催による就職情報懇談会をはじめとした、母校後輩支援の取り組みが広がりつつある。将来の校友である現役学生を支援し、学生時代から校友会との繋がりを持たせることで、校友会活動が継続的に活性化されることも期待される。北九州校友会では、以前より注力していた校友会未来人財育成基金の募集推進に加えて、新たに就職情報懇談会を今年の総会に合わせて開催し、更なる母校後輩支援の歩みを進めている。支援を受けた学生が将来、校友として後輩たちを支援する「循環型母校後輩支援」の実現に向けて、全国各地で益々、母校後輩支援の文化が広がっていくことを期待したい。