9月24日(土)18時より、北九州市小倉北区のJR小倉駅前にあるリーガロイヤルホテル小倉において、北九州校友会が校友約30名参加のもと「第3回グランドジェネレーションパーティー」を開催した。グランドジェネレーションとはシルバーやシニアという言葉が似合わない、元気で生き生きとした60歳を過ぎた方々に対する新しい呼び方で「人生最上の時」の意味合いを持つ。
北九州校友会では若手・女性校友の校友会活動参加促進に意欲的に取り組み、他県に先んじて若手・女性校友の校友会活動参加が増え、盛り上がりを見せている。そのような状況のなか、若手・女性校友のみが盛り上がるのではなく、今の校友会を築き上げてきて下さった先輩方の努力に感謝するため、若手・女性校友が運営の中心となり、隔年でグランドジェネレーションパーティーを開催している。
パーティーは中西あき副会長('85文)と中尾憲二氏('88経済)が司会進行を務めた。まず始めに「平成28年度熊本地震」および「平成28年台風10号」によりお亡くなりになられた方、この一年間に逝去された校友へ全員で黙祷を行った後、校歌斉唱を行った。その後、中島禎一実行委員長('82産社)が開会宣言をされ、藤田卓也会長('79経済)から開会挨拶があり、パーティーの開催趣旨、北九州校友会の活動状況などの報告があり、立命館大学校友会未来人財育成基金への呼びかけも行われた。次に、校友会事務局古澤より学園の近況報告ならびに未来人財育成基金をはじめとした母校・後輩支援のご協力のお願い、東明館学園法人事務局長の前田秀敏氏より、東明館学園の紹介を含めた、来賓挨拶が行われた。
来賓挨拶終了後、出席者最高齢となる高藤昌和氏('56経済)の乾杯の発声で開宴となった。会場には広小路学舎時代のパネルが展示され、懐かしのキャンパスに想いを馳せつつ、先輩方は学生時代の昔話や近況報告に花を咲かせていた。開宴後間もなく、先輩方全員のスピーチタイムとなり、お一人三分ずつという持ち時間を全員が余裕で越えつつ、それぞれの近況報告、懐かしい京都での学生生活の想い出、武勇伝を熱く語られていた。会の中盤では、藤田会長より、校友旗が二種類存在する意味について説明があり、長い歴史と北九州校友会への熱い想いが受け継がれてきたことを参加校友はあらためて実感していた。
各校友のスピーチと合わせて、各テーブルでの懇親も深まり、会場が大いに盛り上がる中、最後に全員で全国屈指の名応援歌「グレーター立命」を声高らかに歌い、続けて学生時代を思い浮かべながら「立命館大学寮歌」も全て歌い切り、盛り上がりは最高潮となった。パーティーの締めくくりとして、校友会活動を通じて出会ったAPU卒業生と結婚された坂本智恵子氏(’07法)による万歳三唱が行われ、再来年もグランドジェネレーションパーティーで再会することを誓ってお開きとなった。
パーティーを通じて、若い世代が先輩方へ感謝の気持ちを持ちながら運営を行い、グランドジェネレーションの先輩校友が満面の笑顔で会場を後にする様子が非常に印象的であった。
なお、校友会事務局からは校友・父母課員の古澤が出席した。