オール立命館校友大会 2016in金沢の大きな催しであるアカデミック企画には、約600人が参加し、会場は熱気に包まれた。
第1部は、立命館大学客員教授の宮家邦彦氏による「地政学と日本の大戦略」の講演が行われ、国際情勢の分析の方法、世界の大局など解説いただいた。
第2部では、第1部に続き宮家邦彦氏、吉田美喜夫総長と北國新聞社論説委員の小倉正人氏を迎え、シンポジウム「世界が求める人材像と大学の役割」を開催。吉田総長は、これからの学生たちは、より幅広い教養を身に着けることが必須になるが、自分の足元である日本の歴史的背景や自国の立ち位置など、自己認識も必要と指摘。宮家先生も物事を客観的にみることで真理に近づくことができる、と話された。