2019年6月29日(土)16時よりホテルキャッスル(山形市)において『立命館大学山形県校友会令和年度総会』が開催され、来賓を含む31名が出席した。
総会は、片桐寛英幹事長(’87文)の司会により、高橋健一副会長(’73理工)の挨拶で始まった。冒頭挨拶では、山形県沖地震の震源に近い鶴岡市に住む高橋副会長からたくさんのお見舞いの連絡があったことについて謝辞が述べられ、校友会設立100周年、令和元年にあたる記念すべき総会の開催が宣言された。続いて校歌を斉唱した後、伊藤邦男会長(’73経営)より挨拶があった。伊藤会長は、平成元年に設立総会が開催されて以降、役員として会の活動に携わってきたことを振り返り、総会を開催することが会にとって大きな事業であったと語った。会の設立には現顧問である三浦孝治(’33理工)前会長が尽力され、総会開催にあたり新聞広告を掲載したこと、県内各地域で開催したことなどが紹介された。そしてこれからも若手・女性校友の校友会活動への参加促進を図る為の取り組みの工夫をはじめとして山形県校友会が飛躍していくことを参加者に呼びかけた。
その後大学を代表して建山和由常務理事が挨拶に立ち、仲谷新総長の就任、学園ビジョンR2030をはじめとした学園の新たな挑戦とそれに関わる、大学、学生の取り組みついて述べた。 次に校友会本部を代表して小野守通副会長(’69経営)が「オール立命館校友大会2018in仙台」への参加および協力への謝辞を述べ、校友会設立の歴史を振り返りながら、校友会活動ビジョンに基づく取り組みの具体化、参加についてより一層の協力を求めた。続いて、宮城県校友会の大沼久昭会長、福島県校友会の桑原勇健会長より来賓祝辞が述べられた。
その後、渡邊俊副会長(’86理工)の司会のもと、伊藤会長を議長として議事に入り、事業報告、会計決算及び監査報告、会費変更に伴う会則の一部改正、令和元年度事業計画(案)、ならびに予算(案)、新役員の承認について審議され、すべて拍手をもって承認された。新役員には、角田祐喜男会長(’80法)、鈴木康介副会長(’80営)、八鍬健三事務局長(’78営)が選出された。
総会議事終了後、伊藤会長、校友会事務局より「100周年記念オール立命館校友大会2019」への参加者の呼びかけと取りまとめ、未来人財育成基金の取り組み状況と協力について説明を行った。総会の後、伊藤会長には、小野校友会副会長から感謝状と記念品が贈呈され、参加者全員で写真撮影を行った後に懇親会へと移った。
懇親会は八鍬新事務局長の司会進行で、角田新会長より冒頭に挨拶があり、若手・女性の参加促進と、4地区で楽しくできる活動にしていきたいと抱負が述べられ、100周年記念オール立命館校友大会への参加が呼びかけられた。懇親会のスタートに先立って、3名の新会員、高子和樹さん(’10経済)、菅原啓介さん(’14経済)、今野マリナさん(’18文)が登壇し、スピーチが行われた。乾杯は、自ら酒造する日本酒を提供いただいた佐藤友則氏(’05経営)により乾杯の発声があり、美酒と収穫の最盛期を迎えている、さくらんぼをいただきながら、各テーブルで終始和やかな雰囲気のなか親睦が行われた。
最後は 大井知法さん(’98国際)から、昨年の校友大会の参加を前に交通事故で九死に一生を得る体験があったことと、校友会への思いが語られ、中締めとなった。
なお、校友会本部事務局からは校友・父母課の安福が参加した。