9月7日(土)広島市中心部にあるANAクラウンプラザホテル広島において、令和元年度(2019年度)広島県校友会総会が開催された(参加者110名)。前原麻衣子さん('09公務院)の司会により幕があき、開会のことば、黙祷を経て、参加者全員で校歌を斉唱した後に、高面治美会長('72法)が二期四年間の思いと会の若返りを果たせた達成感等を交えて挨拶をされた。来賓紹介の後、代表して学校法人立命館・上野隆三副総長が日頃の謝辞を述べると共に学園の近況や2030年向けた政策方針、東京五輪への話題等を中心に挨拶が行った。続いて議事に移り、足羽眞一事務局長('80法)より「平成30年度活動報告」「平成30年度会計報告及び監査報告」「令和元年度予算案」「役員改選」が説明された後、審議が行なわれ、全て承認された。その結果、長きにわたって会長を務めた高面会長から上野康史新会長('82理工)への会長交代が行なわれることとなり、高面会長には校友会本部・飛鳥井雅和顧問から感謝状と記念品の贈呈が行なわれた。高面前会長は石橋三千男氏('74経営)と共に顧問に就き、長年にわたり牽引されてきた足羽事務局長も常川貴史新事務局長('13経済)へとバトンを託し、今後は監査を担う。
懇親会は、石井百恵さん('00産社)の司会により進行され、まずは飛鳥井校友会本部顧問と同志社校友会広島県支部支部長の中野富博様から来賓祝辞があった。飛鳥井顧問は挨拶の中で未来人財育成基金への取り組みに対する謝辞と今後変わらぬご支援を呼びかけ、さらに10/19の「100周年記念オール立命館校友大会」について改めて周知された。そして本年2019年卒業の新社会人4名が登壇、各々堂々とした語り口で自己紹介を行った後、若く高らかな乾杯発声で会場の空気は一気に沸騰点に達し開宴した。その余韻漂う間もなく、田中龍次氏('75産社)が黒田節を演舞。迫力一杯のオンステージはまさにオープニングを飾るのにふさわしく、参加者は終始魅了され大きな拍手が送られた。
続いて来賓の香川県校友会・黒川宏事務局長、山口地区校友会・清弘和毅会長、広島県東部校友会・桒田三秀副会長から挨拶が行なわれた後、PRコーナーとして㈱relightの三宅浩之氏('75産社)、税理士の矢野聡彦氏('55経営)、広島ホームテレビの榮真樹氏('04理工)・津村圭亮氏('16産社)が順に登壇し、自己紹介と公私で現在傾注されている取り組みについて各々笑いを交えてアピールしさらに一層の拍手を浴びた。その後、春の叙勲を受章された伊藤利彦元会長('62法)の朗報で温かい空気に包まれた後、毎年恒例のアトラクションとして参加者一人が100円を賭ける「じゃんけん大会」がスタート。テレビ新広島アナウンサーの石井百恵さんの絶妙な司会進行で会場は大いに盛り上がり、優勝者が獲得した約1万円の百円玉は全て校友会未来人財育成基金に寄付されることとなった。
会が盛り上がりを見せる中、最後はかつて応援団長を務められた上野康史会長が学生時代を彷彿される学ランに身を包みステージに上がり、同じく応援団OBの玉井康史氏('85法)が脇を固め、ピンと張りつめた緊張感の中、颯爽、清々しい演舞と迫力ある雄叫びで寮歌(元寮生も登壇)を謳い会場には涙を流す参加者も多くいた。壇上には学生時代にチアリーダー部員として大活躍した一色千恵さん('01政策)も娘さんのこころちゃんと共に飛び入り参加し、会場の盛り上がりが最高潮に達し熱気溢れる中、最後は全員が輪になっての応援歌、校歌を声高らかに斉唱しお開きとなった。(校友会本部事務局は布施亮介が出席)。