2月7日(土)に、明治記念館で東京校友大会総会懇親会が行われ、約140人が参加した。開式が宣言された後、メンネルコールOBによる校歌斉唱が行われた。その後住野公一東京校友会会長(‘70経済)が挨拶に立ち、15年間担った会長職を今期で退任する旨と、新役員案を発表し、「若い力に期待しながら、辞任後も引き続き校友会の活動に参加する」と述べ、参加者らから大きな拍手を送られた。
続いて事業報告、収支、予算、会計監査報告が行われた。続いて井辻秀剛東京校友会副会長(‘84経営)が未来人財育成基金について、東京校友会での取り組みと、継続的な支援の重要性を説明した。会場では、来賓として長田理事長が登壇し、「新たに就任した吉田新総長と共に、さらに学園の改革を前進させたい」と挨拶した。また村上健治校友会会長は、東京校友会の発展に力を尽くしてきた住野会長へ感謝の言葉を述べた後、「さらなる校友会組織の引き締めと強化、未来人財育成基金の周知、東北大震災による被災地の支援に力を入れたい。東京校友会が新しい体制でパワーアップされるよう願っている」と期待を寄せた。この後、住野会長には、村上会長から賞状が送られ、出席者らも、大きな拍手で住野会長のこれまでの功績を讃えた。
総会終了後、“アナトーク!by リッツアナ”講演会には、朝日放送の元アナウンスセンター長、西野義和さん('75産社)、TBSアナウンサーの長峰由紀さん(’83文)、元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの長谷川豊さん(’99産社)が登場。大学時代の思い出やテレビ局での仕事内容など、この場ならではの興味深い話を終始軽快な語り口で披露し、会場に笑いの渦を巻き起こした。また阪神淡路大震災や東北大震災の経験と教訓を基に、震災報道に関わる姿勢、テレビ報道のあり方について語り合い、参加者らも真剣に聞き入っていた。
総会終了後は、会場を移して懇親会が行われた。会は栃木県校友会の笠原朋雄会長による乾杯の挨拶で賑やかにスタートし、いたるところで交流を楽しむ輪ができた。終盤には、新会長となる竹内美奈子東京校友会幹事長(‘83法)がが登壇し、今後の抱負を述べて大きな拍手を浴びた。最後に茨城県校友会の木山秀一幹事長の指揮のもと、参加者全員で声高らかに校歌を斉唱し、会を締めくくった。