1月31日(土)に札幌市の京王プラザホテルにおいて、「第60回立命館大学北海道校友会総会・懇親会」が開催された。当日は、学園関係者含めて約80名の参加があった。
第1部総会は、中川均事務局長('80産)の進行で開会された。はじめに物故者への黙祷の後、千廣隆章会長('78理工)が登壇し、「立命館の名称の由来は、人間がその本分を全うするための場所を意味している。我々校友は未来人財育成基金に協力していきたい。今日はぜひ校友相互の交流を深めてほしい」との挨拶があった。続いて、渡辺公三立命館副総長より、「60回となる総会の開催をお祝い申し上げたい。本学は、北海道から沖縄までの多様なコミュニティが形成されており、その中で学生は切磋琢磨し、成長していく。校友の社会における活躍が大学の評価にも繫がる。OICの開設やSGUの展開など2015年は新総長のもとで飛躍の年にしていきたい。大学は新たな時代に応える教育創りに向かっており、伝統を大切にしながら改革に挑戦し続け、未来を切り開く大学を創りたい。校友の皆様には、尚一層多面的なご支援をお願いしたい」と挨拶した。続く小野守通校友会副会長('69経営)は、「北海道校友会60周年をお祝い申し上げる。校友会では未来人財育成基金の取組みを強化している。未来に羽ばたく人財をサポートしていくために皆さんのご厚志をお願いしたい」と挨拶した。
その後、議事に移り、第1号議案として「平成26年度事業報告」「平成26年度収支決算報告」「平成26年度収支決算に関する監査報告」、第2号議案として「平成27年度事業概要」「平成27年度会計予算案」、第3号議案として「立命館大学北海道校友会行動規範(案)」が審議され、第3号議案を一部修正のうえ全て承認された。続いて、石塚慶如RFSリーダー(’08院法務)より、未来人財育成基金の説明とお願いがあり、「これからの未来を紡ぐためにも継続寄付へのご協力をお願いしたい」との訴えがあり、この会場に募金のためのデスクを設けているとの紹介があった。
第2部の懇親会は、千廣会長の挨拶の後、佐野勉氏('67経済)の乾杯の発声により開会した。歓談に入るとすぐに田端明雄立命館慶祥中学校・高等学校校長(’77文)より、「慶祥中高は教育内容の充実等により公立優位の北海道において、優秀な生徒を確保してきている。校友の皆様の尚一層のご支援をお願いしたい」との報告があった。
この後、各テーブルでは先輩・後輩が入り混じり懇親が深められた。
しばらくして、4名の方の表彰が行われ、廣長明夫氏('60理工)、成田一義氏('64理工)、小田勝義氏(’66経済)、佐野勉氏に千廣会長より記念品が授与された。
その後のお楽しみ抽選会では、当選した校友の番号が次々に披露され、景品を受け取りに向かう姿は、まるで学生時代に戻ったかのような様子で、会場からは暖かい歓声と拍手が沸き起こった。
いよいよ宴も終盤となり、北澤真之介氏(’99法)のリードのもと校歌と応援歌の斉唱がおこなわれ、エールにより締めくくられ、会場の盛り上がりは最高潮に達した。
最後に横山真氏('55経済)より「これからも北海道から優秀な学生を立命館に送っていきたい」との激励の言葉をいただき、お開きとなった。
なお、懇親会会場では、小林真澄氏(’82文)によるピアノ演奏が会の雰囲気を盛り上げてくださったことを付記しておく。
校友会事務局からは田中康雄社会連携部担当部長が参加した。