2016年6月11日(土)16時30分より仙台ガーデンパレスホテルにおいて『第39回2016年度宮城県校友会総会・懇親会』が開催された。宮城県の近隣県である秋田県校友会から今野謙会長(’72法)、山形県校友会から三浦孝治会長(’58理)、福島県校友会から富田良夫顧問(’67法)、学園代表の長田豊臣立命館理事長(’65院文)、校友会代表の福元寅典校友会副会長(‘72経)などの来賓を含む40名の校友及び学園・大学関係者が出席した。
総会は千田芳文副会長(’74文)の司会でスタートし、物故者を偲んでの黙祷に続き、下村泰雄会長(‘61法)より挨拶があった。下村会長は、大学及び校友会からの復興支援に対して感謝の意を表明するとともに、東日本大震災から5年が経過した現在の校友の復興状況や、北海道・東北ブロック8校友会で取り組む2018年度校友大会の開催地が正式に仙台に決定となった事、未来人財育成基金、全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)に触れ、今総会をもって12年間にわたり務めた会長職を退任することを述べた。
続いて学園を代表して長田豊臣立命館理事長より挨拶があり、はじめに、仙台開催の全日本大学女子駅伝の際の宮城県をはじめ東北各県の校友の方々からの温かい応援に感謝の意を述べられた。その後、日本の大学がグローバル化の波をはじめとする大きな変革期を迎えていること、そのなかで、立命館が一層高い次元の改革にチャレンジしていくことの重要性について、APUや昨春開設の大阪いばらきキャンパスでの取り組みを例に挙げつつ、熱く語られた。
その後、校友会本部からは福元寅典校友会副会長が挨拶に立ち、宮城県校友会の発展に長きにわたり尽力いただいた下村会長へ感謝の言葉を述べた後、「未来人財育成基金」について校友の方々による継続的な支援の重要性を語り、「寄付」ではなく「支援」という意味あいのもと、後輩育成の為により一層の未来人財育成基金募集推進活動への協力を求めた。
議事に入り、2015年度活動報告と収支決算報告、2016年度活動計画と収支予算案の報告があり、会則の一部改正、役員改選、その他の全6号の議案がすべて拍手をもって承認された。役員改選では会則の一部改正が承認された事により、下村会長が名誉会長に就任し、後任には大沼久明氏(’62法)が新たに会長に就任した。その後、新旧会長が登壇し挨拶を述べられた後、福元校友会副会長より下村会長に感謝状及び記念品の贈呈が行われ、参加者からは大きな拍手が送られた。
会の終盤には未来人財育成基金が目指す“未来を切り拓く”学生を紹介するVTRを鑑賞し、その後未来人財育成基金への寄付を募り、多くの参加者が寄付を行った。参加者全員で写真撮影を行った後は懇親会へと移った。
渡邊重夫幹事(’88文)、中澤輝博幹事(’91産)の司会のもと、はじめに来賓紹介が行われ、その後、大沼新会長の挨拶・乾杯の発声で懇親会がスタートした。途中来賓のスピーチ、新会員の紹介が行われ、終始和やかな雰囲気のなか親睦を深めた。
最後は、千田副会長のリードのもと、全員で校歌・応援歌を高らかに斉唱し、佐々木靖子副会長(’76文)が閉会の辞を述べ、総会・懇親会は盛況のうちに閉会した。
なお、大学から中上晶代総務部次長・秘書課長、廣井徹社会連携部次長、校友会事務局からは松野由佳校友・父母課員が出席した。