福井県校友会 幹事長代行 橘 誠一氏(S51 経営)より、福井県で開催されている
「白川静先生の世界を翔る 腰田稲波書作展」のご案内がありました。
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白川静博士没後十年記念事業
白川静博士の出身地、福井県では10・11月に亘り「白川静博士没後十年記念事業」を開催している。10月21日には記念式典・記念講演会、10月29日には記念フォーラムが開催予定。
記念事業の一環として10月15日から19日まで、福井県在住で校友の腰田稲波氏(昭和31年・法学部卒、日本墨書会会長)は「白川静先生の世界を翔る(かけ) 腰田稲波書作展」を福井新聞社・風の森ギャラリーで開いた。白川先生と生前交流のあった腰田氏が、白川さんの著書などから厳選した言葉を揮毫した。
今回披露したのは、約180センチ×180センチ(6尺6尺)や約90センチ×240センチ(3尺8尺)の大作十数点を含む46点。白川さんが残した俳句、著書「回思九十年」にある言葉などを題材にした。白川さんが最も好きだったという「遊」は中国の古代文字「金文」で表現したもので、文字が横長に広がり、墨の濃淡や空間の調和に気を配った作品で白川さんのメッセージを伝えている。
会場には、校友をはじめ多くの白川ファンが訪れ盛況を博した。
福井県校友会 幹事長代行 橘 誠一