2018年4月7日(土)17時00分より、立命館大学北京校友会、天津校友会、APU中国華北校友会が共催する「オール立命館in北京」校友会合同総会が中国・北京市内にある中航泊悦ホテルで、盛大に開催された。北京・天津市内に在住する校友だけではなく、遠路、長春や大連からも飛行機や新幹線で駆けつけてきた留学生校友、北京大学に留学中の日本人学生、清華大学人文学院の来賓および校友会本部からは福元寅典副会長(’72経済)と事務局を含め、約47名が出席した。
北京校友会は中国大陸初めての校友会として2002年10月に設立され、今年設立16年目を迎えた。2008年温家宝元総理の招待で立命館訪中団の北京訪問をきっかけに、様々なイベント開催および交流活動により、現地の校友のネットワークが一層拡がった。日中の協力で様々な活動を行ってきた経緯もあり、会員は元留学生校友と日本人校友が約半々の割合で構成され、月ごとにイベント及び交流活動を開催している。2017年に立命館大学北京事務所が開設されたことにより、現地校友会の事務局機能が強化され、三校友会による合同総会を開催するきっかけとなった。
合同総会は、中国人留学生学友会が作成した母校の魅力を紹介するオープニング映像で幕を開け、NHK番組のナレーションを担当する小林千恵氏(’05文)の司会で、最初に参加者全員で校歌斉唱を行った。続いて北京校友会を代表して崔睿鵬会長(’05法)が登壇して挨拶した。崔会長は母校の発展に対する感謝、北京校友会のあるべきの姿と母校との関係づくりに対する期待を述べた。その後、来賓紹介を行ったあと、安福裕一郎(’93 文)校友・父母課長が大学を代表して母校の近況を報告した。校友会本部からの北京校友会への訪問は2010年以来8年ぶりであり、母校の近況に熱心に耳を傾けていた。続いて、校友会本部を代表して福元副会長が中国語と英語、日本語の3カ国語を混ぜながら祝辞を述べた。その後、祝電披露と集合写真の撮影し、懇親会が始まった。
懇親会は同じく小林千恵氏の司会により進行され、最初に、立命館アジア太平洋大学の卒業生を代表してAPU華北校友会の白景元会長(’11 APU)による乾杯の発声で懇談が始まった。国境を越えた交流が和やかな雰囲気の中で進み、47名で満杯の会場では、中日入り混じっての交流が進んでいった。今回の総会は中国社会科学院外国文学研究所の秦嵐氏(’93 文)及び清華大学人文学院の劉暁峰教授も来賓として出席、日中文化の繋がりや歴史などの話題も交えて交流を深めた。あっという間に懇親会は終盤を迎え、天津校友会を代表して会長代理の松本秀敏氏(’08 法)が閉会の挨拶を代読した。松本氏は「天津は立命館大学名誉法学博士でもおられる愛新覚羅溥傑 氏(ラストエンペラー・愛新覚羅溥儀氏の弟)と縁のある土地であり、立命館とも繋がりのある土地である。来年はぜひ立命館の縁を生かして、天津で合同総会を盛り上げるように頑張りたい」と抱負を語った。最後は、校友会本部の福元副会長のエールで大いに盛り上がり、一本締めでお開きとなった。閉会後も校友同士の交流は続き、大勢の校友が会場に残り、懐かしい母校の思い出で話題が盛り上がり、深夜まで親睦が続いた。
なお、校友会事務局からは張楽校友・父母課員も合同総会に出席した。
【「立命館大学北京校友会」事務局連絡先】
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