大学卒業してすぐに神奈川県に移り住み、神奈川県校友会の総会の案内を毎年いただきながらも、出席することもなく過ごしておりました。
卒業して20年経った2008年の春に届いた案内には、川本八郎相談役(当時)(元・理事長)が来られるとの文字を発見。母校を改革しめざましく発展された方なので、ぜひお話を聞いてみようと思い、知り合いもいない未体験の校友会の場に、意を決して参加ことにしました。
横浜駅東口すぐの崎陽軒の会場の扉を入ると、意外と世代の近い方も目につき、和気あいあいとした雰囲気にひとまず安堵して、初めての校友会総会参加となりました。退任間近にもかかわらず、大学の発展を熱く語っていただいた川本元理事長のスピーチのおかげで、眠っていた愛校心がむくむくと目を覚ましてきたところで、懇親会の時間に。卒業年が近い方でテーブルを囲むよう配慮されていたので、さっそく隣の席の方から会話が始まり、あっという間に同じテーブルで話の花が咲くことになりました。
初対面でこれだけ打ち解けて会話ができたのは、校友同士だからこそのことだと思います。また参加者の世代が幅広いにもかかわらず、一体感のある懇親会の雰囲気は、なかなか他では体験できない印象深いものでした。
懇親会の席で、名刺交換していただいた野口幹事長から、「よかったら幹事会に遊びに来て」とのお誘いをいただき、2008年秋の幹事会にも初めて参加しました。以来そのまま神奈川県校友会の幹事の一員として、総会の案内状送付や、準備のお手伝いや、鎌倉散歩会への参加など、都合がつく時を使って楽しく活動させていただいております。
また最近では栃木県校友会の総会に神奈川県代表としてお伺いしたり、全国都道府県校友会会議にも参加させていただくことなど、自分でも思いもよらない展開に少々驚いております。 校友会は自分の人生を豊かにする可能性がある場ですので、校友会総会にまだ参加されていない方も、ぜひ一度参加されてはいかがでしょうか。