伝説の名司会者(ビンゴゲーム)の前田さんからメッセージをいただきました。前田さんの司会は、京都市バスの路線番号をビンゴの番号にあわせて、それも絶妙な語り口に参加されたみなさんは酔いしれました。神奈川県校友会の名物行事でした。前田さんが転勤され神奈川県を離れられたこともあり、このあたりの行事を見直しをしたところでした。しかし、今年の校友の集いにも関西からきてくれることになり大変うれしく思っております。
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立命館大学神奈川県校友会の開設30周年を心からお祝いしたい。この春、故郷の関西へ転勤となり、就職以来12年過ごした横浜の地を去った。 神奈川県校友会には、2000年の総会に初出席して以来、横浜に縁のなかった自分にとって、横のつながりを育むいい機会だっただけに、野口会長以下関係諸氏には大変感謝している。 さて、そんな校友会イベントへの参加を重ねるうち、幹事の木村さんのお声がけがきっかけで、余興のビンゴ大会の司会を仰せつかるようになった。 当初はただ数字を読み上げて淡々と進行していたが、面白みに欠けると感じていた。 そこでまず、数字が出るたびに、その数字の背番号にゆかりあるプロ野球選手を語ってみた。それなりに受けたと思っている。しかし、普段の出席者の世代を考えると、最近の選手よりもはるか往年の名選手の方が盛り上がるきらいがあり、若手とのジェネレーションギャップを懸念した。 そこで今度は、京都市交通局の市営バス路線系統番号と絡めて語ってみた。これがなぜかうけた。 昨年創立50周年を迎えた立命館大学鉄道研究会のOBでもある私は、現役時代は鉄道だけでなく、市バスも追いかけていた。当然ながらほとんどの路線を乗車済みである。立命人ならば、市バスに一度はお世話になっているはずし、世代を超えた共通的な話題で盛り上がるだろう、と考えた。 しかしながら、私の知識はあくまでも2000年の卒業時点までのものがメインであるため、交通局のホームページ等で路線図を眺めて、知識の再構築に努めた。京都市バスの路線だけでは番号に歯抜けが出てしまうので、地元横浜市の市営バス路線の系統を助っ人?に呼んで語ってみるなどの工夫をした。 やはり、自分としても12/15/50/55/59など、ゆかりのある系統の数字が出ると、自分は当たってもいないくせにうれしかった。 ビンゴ終了後に、出席者から「すごく懐かしかった」などとリアクションがあると、なおさらうれしかったし、やりがいもひとしおだった。 前述のとおり、今回の転勤に伴い、ビンゴの司会もお役ご免となった。
つたない進行にもかかわらずお付き合いいただいたことに改めて感謝したい。