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2016年度全国都道府県校友会代表者会議に参加しました2017年2月27日

 

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▽立命館大学は、とにかく、「遊ばさない」のである。教授は、全国へ、生徒募集などで行脚するので、「説明館大学教授」と揶揄されているとか。でも、それが、昨年比増の全国6位の受験生応募数に表れている。

▽さて、校友課の主催であった「全国代表者会議」は、各県校友会(各県に校友会があるのは、全大学でも数校と聞く)から、「会長」「事務局長」「女性」の3名が参加して、それぞれに分科会を設けて、校友会の活性化について交流をしたのである。単なる会議報告ではないところが立命館である! 感想、意見を自分なりに、書いてから帰るのである。遊ばしてくれない、真剣なのだ。

▽常任幹事として参加した私だが、青森、秋田、福島、宮城の東北の校友会の参加があった分科会に入ったが、特に、青森は300名ほどの会員の下、常に30名以上が集まるようになった。それは、女性が元気で、ランチ会などを軸に、立命館繋がりで団結が醸成できてきた。秋田は、若手が、SNSを使って、自主的に集まるようになった。 福島、宮城は、広い面積、震災被害のハンデイがありながら、1割以上の結集がみられる。来年の全国大会を契機に、役員が集まるようになったなど、元気を回復している。なお、香川の「次世代の会」(40~59歳)の各地域でのイベントは、特筆され、全国の見本となっている。改革を緩めない立命館大学の騎手であるようだ。

▽わが香川から参加した松田さん(女性の部)は、偶然にも、青森からの同級生に対面して30年ぶりの旧交を温めていた。この再会も、立命館大学だからである。各地域とも、それぞれに工夫を凝らしていることが確認された事務局長分科会であった。(以上穴吹事務局長記)

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▽『平井嘉一郎記念図書館見学』
衣笠キャンパス「平井嘉一郎記念図書館」は圧巻だった。パルテノン神殿を彷彿させる外観にまず圧倒された。すべてに図書館機能の最先端を導入している。たとえば、日本で初めての「自動貸出ゲート(カシダスゲート)」を設置するなど、いたるところで最新設備が設けられていた。設備だけでなく確固たるコンセプト(長時間滞在しても快適な学習環境、学習・研究成果を発信する施設、館内にカフェを併設)のもと、学生が伸び伸び勉強できる環境に配慮している。今の学生がうらやましく思った。
各グループに学生がつき、丁寧に説明していた。私のグループに説明していた学生に「なぜ、1偕のカフェの飲み物だけが持込み可能か」と聞いたところ「大人の事情です」と答えた。おもわず笑ってしまった。
以上びっくりすることばかりであったが、学生時代ここに建っていた往年の衣笠体育館がなくなり、ちょっぴり寂しさも覚えたが、当時の体育館のフロアーの一部をこの図書館に移設したと聞いてうれしくなった。(下の写真)

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▽『全体会』
村上会長の「校友会会長になり、学生時代より勉強し、学生時代より学校に通っている」との挨拶に、参加者一同大笑いした。続いて吉田総長の「少子化で、2017年若者120万人、2030年には101万人と確実に減っていく。その中で立命8千名を受け入れなければならない。『あと追い』ではなく『先取り』しなくては生き抜けない」。この言葉を聞き、立命は今後一層発展すると思った。

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▽『グループワーク』
事務局資料の「現在の校友数は約35万人、その中で女性が22.4%、20代~30代が32%を占めるようになったため、今後多様なニーズにこたえていく必要がある」とのこと。そこで「未来志向の校友活動」とのテーマでグループワークを行った。

▽私はグループ8に参加した。福島県校友会の馬場さんの巧みな司会のもと、活発な議論があった。参考になった主なものは、

①福島県 磐梯山の麓の山小屋で、若手を集めて「青年部強化合宿」を行ったそうである。名前につい笑ってしまった。若手の評判もよく、ネーミングがいかに大事かと教えられた。
②大分県 「ベテランズパーティ」 参加された高齢の方は昔の大学の資料などを配ったらたいへん喜んだそうである。香川県では、「次世代の会(40歳~59歳)」の活動が軌道に乗りつつあるが、こういったシニア層にも喜んでもらえるイベントが必要だと感じた。一番うらやましいと思ったのは、かなり前から「九州ブロック」を持ち回りでやっているそうだ。四国、中国などにもこういったものがあればいいと思った。大分県は、総会の案内・集金などを委託業者に任せているそうだ。負担軽減には役立つと思う。また、大学の資料を持参し、高校へあいさつに行っている。将来的には就職ガイダンスをやりたいとのこと。
③鹿児島県 拡大役員会を行い、会議と飲み会を完全に別にしている。これはひじょうに参考になった。また、職域が弱いので、積極的に立ち上げていきたいとのこと。香川でも、昨年12月に「百十四銀行会」が設立したところである。

あと、いろいろ有意義な議論が出たが、皆さん一堂に「キーマンの発掘」が大事だと言っていた。(下の写真)

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▽理屈抜きで、人間関係で皆が動くと思う。他県の方と知り合いになり、今後の校友会活動に生かすことができる代表者会議は有意義だと思う。最後に、キャンパスでお声をかけていただいた「分けへだてなくつきあっていただける」本部校友会小野副会長さまのような人間に私はなりたいと思う。(以上新田事務局次長記)

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動画は次のユーチューブをご覧ください。(3分20秒)

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各都道府県校友会の代表者会議報告がそれぞれのHPに掲載されています。ご覧ください。

〇静岡県校友会の報告は http://alumni.ritsumei.jp/shizuoka/?p=1021 
〇兵庫県校友会の報告は http://alumni.ritsumei.jp/hyogo/?p=2597 
〇鹿児島県校友会の報告は http://alumni.ritsumei.jp/kagoshima/?p=6420 
〇大学本部校友会の報告は http://alumni.ritsumei.jp/kouyuukai_news/20170225zenkokutodoufukendaihyousyakaigi/ 


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