会長挨拶

立命館大学兵庫県校友会会長   下村治生

下村治生写真HP

平素は校友の皆様にはご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度私、令和3年11月14日に開催されました兵庫県校友会総会におきまして、第12代会長にご指名を賜りこの度拝命致しました。令和2年に創立100周年を迎えた伝統の校友会でありまして、大変光栄であると同時に重責を担うことでありますが、母校の発展と兵庫県へのこれまでのご恩返しとして精一杯務めさせていただきます。

さて、未曾有のコロナウイルス感染拡大で私たちの生活環境は大きく変化してしまいました。特に現役学生の皆さんはその中で不自由な学生生活を強いられ、特に在宅やオンライン授業により勉強だけに集中するという環境が続いていました。その結果、学生生活の楽しみでもある飲み会やコンパ、クラブ活動、そして友人との懇親やコミュニケーションすらも充分にとることができず、卒業アルバムに載せる写真すら限られていたという思い出少ない世代であります。このような状況の中ではありますが、本年度兵庫県校友会では「新人歓迎会&異業種交流会」「総会・校友の集い」そして「校友会未来人財育成基金」の活動を2年ぶりに再開します。特に来年令和4年には、「兵庫県校友会創立100周年記念事業・祝賀会」をメイン事業として実施、これからの更なる200年へ向けての第一歩となる一世紀記念事業となります。大変な状況を乗り越えた今、先人の大先輩方を初め今のコロナ世代を中心にコロナ収束後の再会や親睦を深めて頂くことこそが、これからの校友会の役どころであり使命であると思います。どうぞ校友会の皆様、アフターコロナにおいて県校友会に奮ってご参加くださいませ。楽しい時間が待っております。

私、兵庫県は神戸生まれ神戸育ちです。そして兵庫県には今や2万人の校友の皆様が在住されています。昔、兵庫県は播磨国、但馬国、丹波国、淡路国、摂津国という5つの国と呼ばれていました。北は日本海、南は瀬戸内海を越え太平洋に面するという日本列島でも独特の地形をもち、それぞれの地域ごとに、美しい自然や山々、豊かな歴史、文化、産業などの特色を持っており、「日本の縮図」と言われています。この愛すべき兵庫県の地の利を生かした5つの国の良さを、味わい楽しめる校友会親睦活動の実施を基本路線として運営して参ります。

これから役員の皆様と力を合わせまして努力していきますので、どうぞ皆様、兵庫県校友会に温かいご声援とご協力、ご鞭撻をお願い申し上げます。これを私の会長挨拶と代えさせて頂きます。


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