2025年度立命館大学北海道校友会総会の開催にあたりまして、主催者を代表してご挨拶を申し上げます。ご出席をいただいた皆様には、時節柄何かとお忙しい中、ご参集いただきまして、厚く御礼申し上げます。
本日は、学校法人立命館から高山茂 副総長様、立命館大学校友会から林幸雄 副会長様をお迎えするとともに、今年90周年を迎えられる立命館慶祥会の大越会長様にも、ご臨席を頂きました。皆様、本日は、誠にありがとうございます。
さて、昨年は、北海道における校友会活動の節目となる「設立70周年記念式典」を滞りなく終えることが叶いました。あらためて、ご理解、ご協力、ご参加をいただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
開催内容につきましては、受付にて、あらためてお配りさせていただきました「記念誌」にあります通り、節目のイベントとして皆様の心にとどめていただけたものと、企画・準備に邁進した役員一同、受け止めさせていただいているところです。そして、その式典の折にご提案いたしました「本年、2025年を、北海道における立命のきずなを紡ぐトライの、リスタートの年とする思い」にて、役員一同、本日の総会、講演会、懇親会の企画、準備を進めてまいりました。
開催会場については、従来のホテルから会議・研修室に移行しました。この「ACU(アキュ)」は、学校法人立命館の100%出資会社「株式会社クレオテック」様が運営している施設です。これまでもご理解ご協力をいただいてまいりましたが、この度の開催にあたりましては、格別なお取り計らいを賜りました。この場を借りして、お礼申し上げます。
そして、新たな試み、トライとして総会後に、「第1回定例」と銘打って講演会を開催することにいたしました。講師には、母校立命館大学の先生、そして、未来人材育成奨励金受給団体の現役学生さんに、継続してご依頼をさせて頂ことを想定しています。3年、5年と重ねていくことで、「未来を生み出す、立命のきずな」に繋げていければと願っているところです本日の総会議事においては、こうした今後の総会開催の方向性を含めて、持続可能な取り組みにするべく、会則の改正などについてもご審議をいただくこととしています。どうぞよろしくお願いします。
記念式典の折にもご紹介した通り、3年余り続いたコロナ禍により、当会活動は停滞を余儀なくされてまいりました。令和に変わる頃から、社会全般の急速な変化に伴い、徐々に当会総会などへの参加者が減少してきたことも事実でありますが、校友の皆様と北海道校友会のつながりにとって、あの3年間は、決して短くない期間であったと思っております。
2025年度を、北海道校友会のリスタート元年として、失われた3年を乗り越える取り組みを進めさせていただきます。そして、2019年に校友会設立100周年にあたり策定された「校友会活動ビジョン」にもとづき、北海道における「立命のきずな」を真摯に紡いでいく「トライ」を重ねてまいる所存です。
最後になりますが、総会、第1回定例講演会開催の企画、準備にあたりご尽力をいただきました本校校友会の皆様、また、会誌の発行にあたっては、協賛広告を賜りました各企業・団体、個人の皆様に心より感謝申し上げます。そして、あらためて本日ご臨席を賜りましたご来賓の方々をはじめ、ご出席をいただいた皆様方に重ねて感謝申し上げますとともに、引き続き、当会へのご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
本日は、どうぞよろしくお願い致します。 立命館大学北海道校友会 会長 城戸 寛(S55年 理工学部卒)