立命館大学校友会 校友会未来人財育成基金

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「Rits.な仲間たち」シリーズ第10回 河合フミコさん(昭和60) モーツァルト大好き2006 年 1 月 14 日

皆様、よき新春をお迎えのこととお祈り致しております。
絶滅稀少種の専業主婦です。京都で生涯最初に出会った群馬県人が主人でした。
寒さひとしおの今冬、北毛みなかみの主人の実家は銀世界。
お正月は、きんとん、こぶ巻き、お煮しめなどをいろり火で(120年を経たいろりが現役)、ことこと作りました。家の田んぼで作っ(てもらっ)たもち米で、つい(てもらった)お餅を、いろりのおき火で焼いたお雑煮は、もう究極のスロー・ライフ。ROHASですか?いや、家の中に火があるなんて、民話の狸の糸車か、竪穴式住居といった生活に近いと思います。
ところで今年は、生誕250年のモーツァルト・イヤーで、何となくうきうきしています。ライプツイヒ在住の知人を訪ねに、おドイツに行きたいです。昨夏のライプツィヒ・ゲバントハウス室内楽団の前橋公演で、その艶やかな音色に、身も心も昇華してしまいそうでした。シャイー指揮のフル・オーケストラを聴くのが、今年の夢でしょうか。
と、このようにいい年してふわふわ生きているので、高校受験の息子まで、マーラーの交響曲をがんがん聴きながらの勉強で、(高揚感がたまらないそう)雪崩の春が来そうです・・・ 
時々、京都のクラシック喫茶を思います。四条の『築地』、出町柳『龍月堂』、そして『ハイドン』以学館東の『ムジーク』は今もあると聞き、今度ぜひ行きたい場所です。群馬では全然知らなくて行った事がないのですが、クラシック喫茶はどこにあるでしょうか?ご存知の方、お教え下されば嬉しいです。子供も大きくなり、百万遍の『新進堂』(こんな字?)みたいに、読書室のようなほの暗く、静かな音楽が流れているような密やかな場所を探している自分に気がつき、
「私も〝Mozart〟というクラッシック喫茶をやってみたい」と夫に言うと、鼻先で笑われました。                     

みなかみにて 河合フミコ

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