昨年、11月に戻りますが、大文字山に登って、夕暮れの京都の街を見てきました。
大文字山は、近所に住む方々にはもちろん、アウトドア系学生サークルの格好のハイキング場所です。
それなに、京都で暮らした4年間、ワンダーフォーゲル部に所属し北山などは何度も歩いたのに、大文字山には登らずじまいでした。
ある京都のガイドブックに大文字山から見た夜明けの京都の写真が掲載されていました。
それは、今まで見たことがない、ぼくにとっては驚くべき京都の景色でした。
そこで、晩秋の京都観光旅行の際、初めて大文字山に登ってみたのです。ただし、夜明け前は断念し、夕方にしました。
大文字山の火床から見下ろす夕暮れの京都の街は、壮大かつ新鮮な景色でした。
暮れなずむにつれ、街の明かりがきらめきを増し、街の息遣い、そこに住む人の営みが感じられるような気がしました。
なお、もし、夕方、大文字山に登る際は懐中電灯が必携です。
(昭和55年法卒 佐藤）
