2012年度立命館大学校友会東日本大震災復興支援事業「東北応援ツアー(全4コース):宮城県コース」が、10月27日(土)~28日(日)に開催され、33名の校友が参加した。
東日本大震災復興支援特別委員会の山口統也委員(2006経済)と藤井久実代委員(2007国際)がコーディネーターを務める中で進行された。
初日は、参加者がJR仙台駅/仙台空港に集合した後、バス移動で、大きな被害から復興した松島を見学した。次に松島観光物産会館浪漫亭において開催された「勉強会」では、宮城県校友会の下村泰雄会長(1961法)と阿部直幹事長(1962理工)より、ツアー参加者への御礼の挨拶があり、続いて、校友会報「りつめい」(NO.246号)でも被災直後に取材させていただいた宮城県校友会の木村長努氏(1977経済)<株式会社木の屋石巻水産代表取締役社長>より、被災当時から現在まで復興に向けて取り組んできたご苦労や心境についてご講演いただいた。ツアー参加校友は熱心に聞き入っており、講演後も励ましの言葉や質問等が活発に続いた。
その後、宿泊先の「松島 一の坊」で開催された「交流会」には、宮城県校友会から10名の校友にご出席いただき、自己紹介とご挨拶をいただいた。
次に、下村会長の乾杯の挨拶とともに懇談が開始され、ツアー参加者と宮城県校友との積極的な交流が図られ、震災から復興に向けての様々な体験について懇談されていた。
最後は、佐々木靖子宮城県校友会副会長(1976文)より、校友会の取り組みへの感謝を含む閉会のご挨拶があった。
翌日は、南三陸町のスポーツ交流村で開催されていた「第19回 鮭まつり 福興市」を訪問し、復興への一助として、ツアー参加校友それぞれが、出店している各お店でお土産等を購入していた。その後、大きな津波被害を受けた南三陸町の防災センター跡地を訪問し、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りした。
昼食後は、同じく校友会報「りつめい」(NO.246号)でも被災直後に取材させていただいた宮城県校友会の佐々木圭亮氏(1977産社)<株式会社ささ圭代表取締役社長>/佐々木副会長<同専務取締役>ご夫妻が経営されている「味匠ささ圭」を訪問し、「福興手わざかまぼこ」等を購入した。
最後は、仙台空港・JR仙台駅でそれぞれ解散となった。
なお、校友会本部事務局からは、村上吉胤副事務局長が同行した。