1月9日(月・祝)14:00より、岩手県宮古市重茂地区において、「重茂・仮設集会所 竣工式・音楽ライブ」が開催され、約150名が出席した。
この仮設集会所は、「宮古復興支援プロジェクト-DENSE-」により建設され、宗本晋作准教授(立命館大学建築都市デザイン学科)を責任者とし、31名の学生(立命館大学理工学部23名、理工学研究科7名、京都府立大学1名)が参加した。
竣工式典では、宮古市社会福祉協議会による司会の下、まず最初に、宗本晋作立命館大学理工学部准教授による、学生や地元の方々への感謝を表す挨拶、次に、木村民茂重茂漁業行動組合理事や、葛浩史宮古市社会福祉協議会事務局長からの御礼の挨拶があった。また、葛事務局長の挨拶の最後には、宗本淳教授や学生に対し、感謝状とお礼のメッセージでいっぱいになった大きな寄せ書きが贈呈された。引き続き、実際に仮設集会所設営に関わった学生リーダーの立命館大学理工学研究科博士課程前期1回生の酒谷駿一君と右近亨君が挨拶に立ち、感激のあまり涙ぐむシーンもあった。次に、酒谷君・右近君に引き出される形で、大変お世話になった大工の佐々木さんが照れながらの挨拶等、非常に人情味に溢れる竣工式となった。
その後、中村消防団長の乾杯の挨拶で懇親が開始された。
引き続きの音楽ライブでは、京都から駆けつけた「しもぐち☆雅充さんと相棒の橋本健志さん(H5法)」による音楽ライブが約2時間に渡り開催され、地元住民の方からは声援やリクエストが飛び交い大いに盛り上がった。
地元、岩手県校友会は、重茂仮設集会所竣工式に合わせ、重茂仮設集会所隣接地において、宮古地区での「沿岸校友会」を開催し、菊池宏会長(S40文)、酒井博忠事務局長(S50文)、酒井邦子氏(S50文)に加え、宮古市在住の加藤洋一郎氏(H18国院)がご父母と一緒に出席され、東日本大震災当日の避難や救助の状況や、復興に向けてのご苦労等について懇談を行った。合わせて、竣工式・音楽ライブにも参加し、宮古市重茂地区の復興への取り組みにも積極的に参画することが出来た。
なお、校友会本部事務局からは、村上吉胤校友・父母課長が出席した。