2011年12月10日(土)17:15から兵庫県神戸市の「ハナワグリル」にて「東日本大震災被災地校友と兵庫県校友会員の交流事業」が行われ、宮城県在住の校友、中原芳雄さん(S37法:元神戸市在住で阪神・淡路大震災を経験し、現在在住の宮城県でも大震災を経験)と被災地を支援されている兵庫県在住の校友、大谷康子さん(政策)が招待された。
同交流会の前には 兵庫県校友会役員会が開催され、校友会事務局から出席した村上吉胤校友・父母課長が全国の校友会の積極的な活動事例と立命館大学校友会の東日本大震災支援事業について話し、続いて校友・父母課員が校友会東日本大震災復興支援情報サイトについて説明した。
役員会の後には「東日本大震災被災地校友と兵庫県校友会員の交流事業」が開催され、まず、辻寛兵庫県校友会会長(兼校友会東日本大震災復興支援特別委員会委員長/S37法)による同交流事業の開催に至った経緯の説明を含めた挨拶があり、来賓である宮城県校友の中原さんが宮城県行政書士会総務部長として被災者・被災地の復興支援に取り組まれている話を交えながら、東日本大震災の経験が日本にとってどのような意味を持ち、その経験を今後にどのように生かしていくべきかについてお話がありった。次に被災三県の校友会を通じて自書の絵本「星の王女さま」の寄付をされた、大谷康子さんが絵本を被災地に贈ろうと思ったきっかけ、そして絵本を受け取られた被災地校友との交流のエピソードを紹介し、同交流事業に招待されたことを光栄に思うと述べた。
続いての懇親会では、津波で大きな被害を受けたにもかかわらず見事に再建を果たした宮城県校友の経営する「ささ圭」の笹かまぼこが振舞われ、その美味しさに口にした参加者たちから思わず笑みがこぼれた。
和やかな雰囲気のまま懇親会は進み、大谷さんから提供いただいた絵本「星の王女さま」の抽選会が行われたあと、校歌、寮歌を全員で斉唱し大盛り上がりのままお開きとなった。
なお、事務局からは村上吉胤校友・父母課長、古石章子同課員が参加した。