7月2日(土)15:00より、岩手県盛岡市にある「ホテル東日本」において、「平成23年度立命館大学岩手県校友会総会・懇親会」が開催され、校友・来賓22名が出席した。
まず冒頭に、全員で東日本大震災でお亡くなりになった方々への黙祷を行った。「総会」は、酒井博忠事務局長(S50文)の司会のもと、大橋謙一副会長(S46産社)による開会のことばで開会され、菊池宏会長(S40文)より、岩手県校友会による東日本大震災(津波)による被災調査の報告や、学園・校友会本部に対する、この間の様々な支援へのお礼の挨拶があった。
次に来賓挨拶として、長田豊臣立命館理事長より、立命館大学の復興支援の取り組み内容や「学園ビジョンと中期計画R2020」の報告、学生の活躍の紹介に加え、東日本大震災復興への激励の挨拶があった。
祝電披露の後、菊池会長が議長に選出され、酒井事務局長より、平成22年度活動報告及び収支決算、平成23年度活動計画及び収支予算案について、村田俊樹監事(S49経営)より監査報告があり、全て承認された。
続いて、辻寛東日本大震災復興支援特別委員会委員長・兵庫県校友会会長より、校友会としての復興支援の取り組み状況や義援金募集の状況、復興支援特別委員会の議論内容について、阪神淡路大震災当時のエピソードを交えつつ紹介を行った。最後は、大橋副会長の閉会のことばで終了した。
引き続き開催された「懇親会」では、まず冒頭に、実際に陸前高田市での地震と津波被害に遭われた鈴木正彦氏(S46経済)より、地震発生直後から約1ヶ月に渡る非常に具体的なご苦労についての報告があった。
懇親会は、多田和生顧問(S34文)の乾杯の発声により開宴となり、菊池会長や長田理事長を中心に、今後の震災復興への取り組み内容の意見交換を含め、非常に有意義な宴となった。
最後は、藤田直孝秘書課長のリードのもと、全員で円陣を組んでの応援歌と校歌の斉唱を行いお開きとなった。なお、校友会本部事務局からは、縄本敏事務局長と村上吉胤校友・父母課長が出席した。