〇本日(27日)リーガホテルゼストで行われたアカデミック講演会に参加しました。香川県校友会からは、全国校友大会から帰ってきたばかりの穴吹事務局長ほか8名が参加しました。
〇スポーツ健康科学部学部長の田畑 泉教授の「身体活動・スポーツと健康」と題して、たいへん有意義なご講演を聞くことができました。
〇以下講演の一部を紹介します。
①「生活活動の効果」
死因の第2位には「運動不足」がある。したがって、日常において運動する必要がある。ここまでは当たり前のことであるが、積極的な運動も大切だが、家の掃除などの「生活活動」でも十分役目をはたす。
②「タバタプロトコル」
教授が1990年後半に書いた論文で、いまや海外では非常に有名で(特にアメリカ)、広くこの「タバタプロトコル」と言われている考え方です。
これは、いままで、無酸素運動と有酸素運動のトレーニング方法は別物だと考えられていたのが、無酸素運動を短時間に行えば、有酸素運動にもなるという理論です。
③「大腸がんの予防効果」
そのほかに、大腸がんの予防に運動が非常に有益であり、初期病変(ACF・がんの卵)に対して、運動をすれば筋肉からがん予防物質(スパーク)が出てきて、がん細胞が自然死(アポトーシス)するそうである。
〇講演会のあと、「コーヒーブレイク」で田畑教授を囲んでみな楽しく交流して散会しました。
主催は、立命館大学父母教育後援会でした。(新田事務局次長記)