立命館大学校友会 校友会未来人財育成基金

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「校友会は♪文化、そして受け継がれるもの」 石橋博(昭49産社)2008 年 6 月 19 日

群馬県校友会は、平成9年7月6日「平成の時代の発足にふさわしい、世代を超えた花も実もある透明感ある開かれた校友会」という基本的な考え方のもと、全国最後発の校友会として誕生いたしました。

3年前、ホームページ開設にあたり会長挨拶の中で「立命館を卒業した良識あり未来ある会員さんたちと、真摯に向かい合い、京都と群馬の架け橋を担いつつ、真の信頼関係の構築を図ることをその目的とする」といたしました。私も含め、特に大きくスポットを浴びることもまずないほとんどの会員さんにとっての校友会活動に対する期待度、関心度、満足度に対しもっと焦点を当てるべきであると私は考えています。
 
校友会活動の中で校友一人一人の居場所や踊れる場所があるのかないのかきちんと丁寧に検証すべきであると思いますし、「いっそのこと総会の実行委員を持ち回りでれば良い。幹事年を決めてスタートし、毎回年度を下げていき会員の多くの方々が校友会というものを意識しつつ関わっていく状況をつくっていけば良い」という現実的具体的な取り組みについても、現在検討しているところでございます。

校友会は誰のものでもありません、校友一人一人がそれぞれのレベルで満足感を得られるもの、校友満足度が高いものでなくてはならない、と考えます。また、50才を過ぎたいわゆるシニア世代の方々には積極的に自らの知識や経験の蓄積を校友会というステージを通して何らかの形で還元していっていただきたい、次の世代の校友さんたちに伝えていっていただきたい、と思っております。そこで初めて「世代を超えた花も実もある100年続く校友会」いわゆる文化としてのイメージの校友会が視野に入ってくるのだと思います。
 
文化は受け継いでいくもの受け継がれるものであり、受け継がれるものが文化である、と私は考えます。役員会や幹事会が、活性化できない原因をつくっている人たちによる活性化のための議論の場であってはならないし、もはや、そんな感覚のマヒを論じている時代ではありません。群馬県校友会の幹事さんたちには日頃から相当厳しい注文を出しておりますが、「明るい自己犠牲」の精神を忘れずにやっていけば、彼らが長い人生の中で校友会活動から得られるものは結果として少なくないはずであると考えています。

そして、立命館大学を卒業し、母校との係わり合いの中でまだまだ学べるもの吸収できるものがたくさんあることを知るのは素晴しいことであるし、校友会はまさしく大学の学びの精神の延長線上であると考えます。校友会は文化...とするならば、色々な人たちがいて色々な考えがあって色々な花が咲く、そして文化は受け継がれるものであると考えます。

写真は、昭和45年入学し、憧れの応援団吹奏楽部のメンバーとなった時のもので、学生日本一を目指し夢と希望に満ち溢れていました。(広小路学生会館にて撮影)


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