オーストラリアの人々には、Mateship(マイトシップ)という精神が根付いています。それは、多民族国家であるこの国であるからこそ、お互いを尊重し助けあうという心の持ち方です。
立命館大学シドニー校友会では、「自由と清新」の建学精神、「平和と民主主義」の教学理念に加え、そのMateshipの精神をメンバー達が共有しています。Mateshipとは以下の価値観から成ります。
Equality(平等):年齢、性別、国籍、社会的地位に関わらず、メンバーの皆様が全く平等の立場であると考えています。先輩だから、会社の偉い方であるからということのみで尊重することではなく、お互いの価値観を尊敬しあえる関係を目指します。
Loyalty(忠誠):メンバーの皆様が、立命館大学を愛しています。大学の授業を真面目に受けた、サークル、部活動に積極的に取り組んだ、あるいは学校にはあまりいかずにバイトや旅行をしていた等、大学時代の生活をそれぞれのスタイルで過ごしながらも、立命館大学生であることを誇りに思う方々が集まります。
Friendship(友情):助け合い、楽しみ、笑い、そして別れの時には涙さえも。ここシドニーで友情、絆を築き、新たな地へ旅立たれる、あるいは永住される。そんなきっかけをつくれるような校友会を目指します。
また、これらのMateship精神は、校友会のメンバーに対してのみならず、校友会以外の第三者の方がお持ちである多種多様な文化、価値観、そして色々な方と出会う機会にもこの精神を大事にします。