– Beyond Borders –
この言葉をご存知ですか?
最近、立命館大学のタグラインとして採用された言葉だそうです。
海外に住んでいると、自然と国境を超えて様々な事項に遭遇するとは思いますが、私たちの母校立命館大学が今まさにそれをスローガンに掲げて未来を創ろうとしています。
まさにこの「Beyond Borders」の基、8月18日の日曜日、立命館大学より川口総長、 川崎常務理事、堀江教授、五坪課長、西田課長、青木様、大西様が豪州の大学関係構築及び開拓のためにご来豪された際、大変ご多忙な旅程であったにも関わらずここシドニーに1日お立ち寄り頂き、シドニー校友会メンバーとの交流を実現することができました。
わざわざシドニーにお越し頂くということで、今回の校友会は昼の部に「マンリー散策ツアー」、そして夜の部は「川口総長を囲む会」という、シドニー校友会の集い初の2部制で実施致しました。
シドニー校友会からは昼の部に先日の選挙で副会長に立候補・当選された新輝さん(2012年政策科学研究科大学院卒)、発足時から御馴染み事務局長の映子さん(1990年文学部地理学科卒)と前日に誕生日を迎えた娘のエイミーちゃん、そして私会長ヨッシーこと作野(2001年経営学部経営学科卒)、夜の部より私の同窓生である由美さん(2001年経営学部経営学科卒)が参加。
空港までご挨拶にあがった後、校友会のメンバーとサーキュラーキーで待ち合わせ。メンバーと合流後、フェリーでマンリーへ。シドニーローカルにとってはライフスタイルとも言えるフェリーを皆さん楽しまれているご様子でした。特に海水の透明度には感動されていました。現地に長く住むと綺麗な海が当たり前になってしまい、恵まれた環境で生活をしているのだなぁと改めて実感。
到着後、マンリービーチやメインストリートを散策後、絶景で知られるノースヘッドへ移動。
オーストラリアらしいとてつもなく大きな海、ネイティブプラントに囲まれながら簡単にブッシュウォークの雰囲気を味わって頂きながら、皆さんと写真撮影をしたりお話をしながら気楽に散歩。
海外に長く住むと(特に自分の場合は家庭環境もあり)、必然的に日本人以外の人との仕事や生活が主となり、普段の会話も殆ど英語になるため、たまにこうして日本からお越しになられる方々をご案内する時、外国かぶれした日本人と思われないように必要以上に意識しながら「こんな感じで大丈夫かなぁ」と珍しく少し緊張していましたが、エイミーちゃんの子供らしい素直な性格に皆微笑みながら、そんな緊張もほぐれてきた感じがしました。
ノースヘッドから見渡すシドニー市内の美しい夕焼け。
綺麗な夕焼けと共に陽も沈み、マンリーからロックスへフェリーで戻る。ロックスにある典型的な旅行者向けのレストランではなく、ローカルに定評がある校友会初となる豪州料理レストラン「Fish at The Rocks」にて「川口総長を囲む会」が始まる。
店内の真ん中の大きなディナーテーブルを立命館大学関係者で囲み、総長の乾杯のスピーチを皮切りに会が始まり、豪州のシーフードとワインをご堪能。
校友会メンバーもすっかりいつものノリで楽しくお食事を頂き、卒業から今に至までのそれぞれの人生のストーリー、これからの立命館大学の展望等、とても有意義な時間を過ごす事ができました。
なんと、今月は川口総長、副会長の新輝さん、そしてエイミーちゃんが誕生日ということでサプライズのバースデーケーキが登場!小さな店内で「Happy Birthday〜」を皆で楽しく歌って祝う。
今日はまさに「Beyond Borders」、国境だけでなく世代、卒業生や職員というボーダーを超え、京都とシドニーの間で立命館大学の交流が深まる日となった。
シドニー校友会を発起した2009年6月から4年と2ヶ月、今回のように川口総長と立命館大学本部の皆様と交流経験が実現し、「校友会を立上げて良かったなぁ〜」とこの校友会の存在意義と更なる今後の発展への決意を確信することができました。今回の集いはシドニー校友会発足後歴史的なイベントとなりました。
最後になりましたが、この度ご参加頂いた皆様本当にありがとうございました。是非、またシドニーにお越し下さい。
作野 善教(2001年経営学部経営学科卒)