12月30日(月)、富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走) が富士山麓を舞台に開催され、選手らは「一(はじまり)」をスローガンに２冠達成に挑みました。
沿道では、静岡県はじめ多くの校友、関係者が応援に集まり、各地でのぼりを立て、ハリセンや小旗を手に選手の通過を待ちました。
レースは、富士山本宮浅間大社をスタートし、１区の太田咲雪選手(２回)が2位集団をキープ、３位で２区村松灯選手(4回)に襷をつなぐと、ほどなく立命館大学は２位に浮上しました。その後は２位集団の抜きつ抜かれつの攻防が続きますが、後半日体大が首位に躍り出ます。そして、３区、森安桃風選手(1回)が快走を見せると、首位日体大に３秒差まで詰め寄りました。
１回生の森安選手が４区山本釉未選手(1回)に繋ぐと、日体大、大東、立命の３校が牽制しながらのレースが続きます。山本選手は登りで一気に単独首位に立ち、１秒でも速くとエースが揃う５区土屋真琴選手(3回)に繋ぎました。しかし、５区では大東文化大のサラワンジルの激走があり首位を譲ります。それでも土屋選手はベースを維持し粘りの走りを続け、首位と31秒差で６区福永楓花選手(4回)に襷をつなぎます。福永選手は自分の走りに徹し、日体大に追われながらも3.6k地点で大東文化大を捉え首位に立ち、その後７区中地こころ選手(4回)に最後を託しました。中地選手は安定したすばらしい走りで後続との差を広げ、そのままトップでフィニッシュしました。
立命館大学は７区間のうち４区間で区間賞、大会記録を29秒更新する２時間21分９秒で７年ぶり６回目の優勝を果たし、「灯さんを胴上げしたい」という選手の思いを叶えることができました。
選手はバックスタンド応援団に手を振り、スタンドからの「立命」「おめでとう」という歓声にも笑顔で手を振っていました。
報告会では主将の村松灯選手が「昨年度ここで来年の勝利を誓いました。みなさんの応援のおかげで自分たちの力以上を発揮できた。ここから新しい時代をつくっいくので、サポートメンバーも強いメンバーもいるので引き続き応援して欲しい」と語りました。
静岡県校友会は引き続き、女子陸上競技部を応援していきます。
【結果】
1区（4.1㎞）太田咲雪選手（スポ健2回生）
2区（6.8㎞）村松灯選手（経済4回生）
3区（3.3㎞）森安桃風選手（経済1回生）区間賞
4区（4.4㎞）山本釉未選手（スポ健1回生）区間新
5区（10.5㎞）土屋舞琴選手（スポ健3回生）
6区（6.0㎞）福永楓花選手（食マネ4回生）区間新
7区（8.3㎞）中地こころ選手（スポ健4回生）区間賞
【富士山女子駅伝】立命大が7年ぶり優勝！会見の様子をお届け！https://youtu.be/E06hgJHtfnQ?si=FBbtMBg2ONc7r3Sk
12月30日 SUZUKIスポーツスペシャル富士山女子駅伝2024 LIVE FULLhttps://www.youtube.com/live/IXaKPe88agw?si=mqKvgFzfxxR31Fdk
