2025年5月18日(日)12時より、新潟市中心部である万代シテイの万代シルバーホテル内の「柳江苑」にて、新潟県校友会が主催する概ね65歳以上の県内在住校友対象の「大人の立命倶楽部新潟(大人倶楽部)」の第13回目の懇親会が、これまでで最も多い24名の参加で開催されました。
冒頭に、会発足後の10年間にご逝去された会員を偲んで黙祷を捧げ、校歌斉唱の後、小野守通代表(‘69経営)が挨拶にて、「体は弱っても元気で楽しく過ごそうと思っている」との話から『色は黒いが良い男』と「立命健児の歌」を歌われて、参加者の皆さんもお喜びになっておられました。
引き続き、乾杯のご発声は最年長94才の提中宗雄氏(‘55経済)にお願いし、野球で鍛え抜かれた体で壮健に暮らしておられるそうです。
その後、新潟県校友会会長の樋口和道(‘78法)から、県校友会が、来年の設立60年に向けて60周年実行委員会を立ち上げたことを報告しました。本年度が学園創立や法学部創設の125周年であることに比べると半分以下ですが、先輩諸氏のご努力により、全国の校友会の中では近畿圏を除けば比較的長い歴史を持っています。また、5月10日に、近年交流を続けている同志社校友会の協力(薬膳料理)を得て開催した女性部と青年部主催の春の園遊会では、栃木県・群馬県・大阪府の校友会の皆さんが参加され、全国的な集まりとなったことなどを報告しました。
今回は、湯田浩司氏(’76経営)、向後秀子氏(’79法)の2名が初参加で、以下の様にお話されました。
東京の会社を定年退職したのち新潟に戻り、新潟大学大学院に入学。大学院では「現代社会文化」を研究し、修士・博士課程を経て博士号を取り、卒業に当たっては卒業式で総代として挨拶をした。
長岡からの参加で現職時代は学校勤め。退職後に敬和学園大学に入学して「自然エネルギー」について学び、その延長線上で「ながおか自然エネルギー」という社団法人を立ち上げた。
初参加のお二人の、退職後に大学に入学して夫々自分のしたいことを見つけ、その道を真っすぐ進んでいく姿は、故末川総長の「未来を信じ未来に生きる」を地で行くすばらしい生き方です。我々高齢の大人倶楽部会員に、まだまだ勉強をして先に進む意思を持てる勇気を与えてくれました。
閉会に先立ち樋口より、現在、県校友会が、三味線プレイヤー小林史佳氏(‘97理工)への支援をお願いしていることを話し、参加者から多くの見舞金が寄せられました。
閉会に際し、会事務局の小畑正敏氏(‘71文)が、次回は11月9日(日)を予定していると連絡した後、集合写真を撮りましたが、やっぱりこれが無いと締まらないからと、最後に「グレーター立命」を大合唱して終了しました。